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Channel: 今日もなんだかちょっとピンぼけ
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SIGMA-XQ MULTI-COATED 1:4 f=200mm SYSTEM FOCUEING (1)

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 SONY α7に SIGMA-XQ MULTI-COATED 1:4 f=200mm SYSTEM FOCUEING を取り付けて開放で遠景から中景、近景を撮影した結果です。135mmも開放では甘い柔らかい描写でしたが、このレンズは更に甘い柔らかい描写ですね。逆光に弱いのも同じです。一寸でも良いので絞ってから使ってやる方が良い結果になるとと思います。最近のレンズは開放からキレの良い描写をするのですが、気が付くと昔の癖で一寸絞って使っている、と言っているプロの方もいます。そういえば動物写真家の岩合光昭さんの著書に、フィルムカメラの時代、確かライカの一眼レフを使っていたと思いましたが、開放より一寸だけ絞って使うと書いてあった記憶があります。当時はライツのレンズでも一寸絞った方が良い結果になったんですね。


SIGMA-XQ MULTI-COATED 1:4 f=200mm SYSTEM FOCUEING (2)

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 SONY α7に SIGMA-XQ MULTI-COATED 1:4 f=200mm SYSTEM FOCUEING を取り付けてF8まで絞り込んで遠景から中景、近景を撮影した結果です。絞り込んでやれば普通の描写になりますね。135mm同様に点光源には正六角形の絞りの形が出ます。安価な古レンズなので特に文句を言う筋合いでもないでしょう。200mmクラスの望遠レンズの古レンズは値段の割には楽しめますね。

SIGMA-XQ MULTI-COATED 1:4 f=200mm SYSTEM FOCUEING (3)

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 SONY α7に SIGMA-XQ MULTI-COATED 1:4 f=200mm SYSTEM FOCUEING を取り付けて開放で最近接を撮影した結果です。最短撮影距離は約3  m弱と通常のヘリコイドだけでは全く寄れません。甘い柔らかい描写ですが、ボケは一寸煩わしいかもしれませんね。ハイライトにはすでに微妙なフレアーも出ています。

SIGMA-XQ MULTI-COATED 1:4 f=200mm SYSTEM FOCUEING (4)

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 SONY α7に SIGMA-XQ MULTI-COATED 1:4 f=200mm SYSTEM FOCUEING を取り付けてF8まで絞り込んで最近接を撮影した結果です。描写はかなり改善されますが、開放ほどでは無いにしても逆光に弱いのは変わりません。絞り値によって画質が大きく変化するのは古いタイプのレンズの特徴ですね。

SIGMA-XQ MULTI-COATED 1:4 f=200mm SYSTEM FOCUEING (5)

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 SONY α7に SIGMA-XQ MULTI-COATED 1:4 f=200mm SYSTEM FOCUEING  を取り付けて開放で最近接に設定して、更に補助ヘリコイドを最大に繰り出して1:3の倍率で撮影した結果です。派手なフレアーが出るのは135mmと同じですが、焦点距離の違いによる形や強度等がかなり違っています。この描写の違いから、どちらか片方と言うよりは二本とも手に入れたいですね。

SIGMA-XQ MULTI-COATED 1:4 f=200mm SYSTEM FOCUEING (6)

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 SONY α7に SIGMA-XQ MULTI-COATED 1:4 f=200mm SYSTEM FOCUEING  を取り付けてF8まで絞り込んで最近接に設定して、更に補助ヘリコイドを最大に繰り出して1:3の倍率で撮影した結果です。このレンズの場合は絞りの色がかわっている値はF11からですのでF8ではまだフレアーの影響が残っていますね。

SIGMA-XQ MULTI-COATED 1:4 f=200mm SYSTEM FOCUEING (7)

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 SONY α7に SIGMA-XQ MULTI-COATED 1:4 f=200mm SYSTEM FOCUEING  を取り付けてF11まで絞り込んで最近接に設定して、更に補助ヘリコイドを最大に繰り出して1:3の倍率で撮影した結果です。このレンズで図鑑用や標本用の写真を撮影するには最低でもここまで絞り込んでやらないといけませんね。ここまで絞り込んでやって被写界深度を深くしても一枚目の写真の様に白い花弁の先端にはピントが来ていますが黄色い部分はピントが来ていません。200mmクラスの望遠マクロは使いこなすのが難しいレンズです。

MINOLTA MD ZOOM ROKKOR 50-135mm 1:3.5

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  今日掲載のレンズは MINOLTA MD ZOOM ROKKOR 50-135mm 1:3.5  です。標準域から望遠域までカバー出来て、明るさもそこそこあるので使い易いレンズだと思います。

  ズーム倍率にも無理がなく、明るさも無理がないのでコンパクトにまとまっていますね。フルサイズで使うのも良いですが、私の場合はAPS-Cで換算75-202.5mm/F3.5と一寸暗い大三元の望遠ズームの代わりとして使おうと思っています。

  当時のコンパクトなボディーと組み合わせると格好良いですね。フルサイズデジタル一眼もこの位の大きさにまとまってくれると、手が小さい私には大変使い勝手が良いのですが。そう言った意味ではα7系は理想の大きさなんです。最近手振れ補正を内臓した改良型が発売されましたが、残念ながら私の使い方ではもう少しだけソフトを改善してほしい所があって、今のところ買い増しには至っていません。


MINOLTA MD ZOOM ROKKOR 50-135mm 1:3.5 (1)

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 SONY α7に MINOLTA MD ZOOM ROKKOR 50-135mm 1:3.5 を取り付けて広角端開放で遠景から中景、近景を撮影した結果です。中央部の解像感については私の撮るような写真では我慢が出来る範囲かなあ。あくまでも我慢が出来る、ですが。ハイライトに滲み等もありますので一般的な用途ではたぶんダメですね。一番気になるのは周辺減光の酷さです。青空等条件によっては目立ちます。デジタルのフルサイズとの相性はあまり良くないように感じます。やはり一寸でも良いので絞って使いたいですね。また、逆光時にも気をつかわないといけないのは古レンズの宿命みたいなものです。

MINOLTA MD ZOOM ROKKOR 50-135mm 1:3.5 (2)

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 SONY α7に MINOLTA MD ZOOM ROKKOR 50-135mm 1:3.5 を取り付けて広角端F8まで絞り込んで遠景から中景、近景を撮影した結果です。ここまで絞り込んでやれば色々と暴れていた特性も収まって完全に使える画質になります。このレンズですが、当時としては一寸地味な仕様が災いしてかあまり目注目されたレンズではなかったのですが、フィルムで使ってやるとそれなりに性能の良いレンズだった様子で高く評価をする人もいます。

MINOLTA MD ZOOM ROKKOR 50-135mm 1:3.5 (3)

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 SONY α7に MINOLTA MD ZOOM ROKKOR 50-135mm 1:3.5 を取り付けて望遠端開放で遠景から中景、近景を撮影した結果です。中心部分ならなんとか使えそうですが、それにしても周辺減光がひどいですね。望遠端ならもう少し良いと思ったのですが考えが甘かった様子です。逆光に弱いのも広角端と同じですね。

MINOLTA MD ZOOM ROKKOR 50-135mm 1:3.5 (4)

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 SONY α7に MINOLTA MD ZOOM ROKKOR 50-135mm 1:3.5 を取り付けて望遠端F8まで絞り込んで遠景から中景、近景を撮影した結果です。私にとっては十分使えるレベルの画質なんですがいかがでしょうか。もちろん古レンズですので逆光等に気を使ってやらなければいけないのは当然ですけれど。開放では無く一寸だけ絞ってやって、APS-Cで使ってやれば周辺減光等の影響もそれほど気にならないと思います。

MINOLTA MD ZOOM ROKKOR 50-135mm 1:3.5 (5)

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 SONY α7に MINOLTA MD ZOOM ROKKOR 50-135mm 1:3.5 を取り付けて広角端開放で最近接を撮影した結果です。最短撮影距離は約1.5m弱とあまり寄れません。特に広角端の50mm単焦点レンズだと45~60cm程度のレンズが多いので使い物になりませんね。画質の方は多少我慢すれば使えない事もないと思います。

MINOLTA MD ZOOM ROKKOR 50-135mm 1:3.5 (6)

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 SONY α7に MINOLTA MD ZOOM ROKKOR 50-135mm 1:3.5 を取り付けて広角端F8まで絞り込んで最近接を撮影した結果です。寄れない以外は特に問題は無さそうですね。当時としてはこれ一本で家族の記念写真からアップまで便利に使えたのだと思います。

MINOLTA MD ZOOM ROKKOR 50-135mm 1:3.5 (7)

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 SONY α7に MINOLTA MD ZOOM ROKKOR 50-135mm 1:3.5 を取り付けて望遠端開放で最近接を撮影した結果です。最短撮影距離が約1.5mですので最近のレンズと比べてしまうと135mmとしてはあまり寄れるほうではありませんね。当時の単焦点レンズなら一般的な値なんですが。望遠端開放がこのレンズの一番特徴が出ると思います。コントラストも低く甘い描写になってしまいますし、フレアー等も出ています。普通に考えたら使えない領域なんですが、こんな描写が好きな私には色々と使い道があって楽しいレンズです。


MINOLTA MD ZOOM ROKKOR 50-135mm 1:3.5 (8)

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 SONY α7に MINOLTA MD ZOOM ROKKOR 50-135mm 1:3.5 を取り付けて望遠端F8まで絞り込んで最近接を撮影した結果です。絞り込んでやれば普通に使えますね。現代のレンズに比べれば小型軽量ですのでマニュアルフォーカスが苦痛で無い人、画角の範囲が自分に合っている人には向いていると思います。

OLYMPUS OM-SYSTEM E.ZUIKO AUTO-MACRO 135mm 1:4.5

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 今日掲載のレンズは OLYMPUS OM-SYSTEM E.ZUIKO AUTO-MACRO 135mm 1:4.5 です。この時代のオリンパスのマクロレンズはキレが良いので人気があります。また、焦点距離や用途に合わせて種類も色々と揃っています。一眼レフカメラをシステムカメラとして様々な用途に使うために、各社が色々とアクセサリーを出して、競い合っていた時代のレンズです。オリンパスは特にマクロ系の撮影機材に力をいれていた様子で、銘レンズと言われるマクロレンズや便利な機材がそろっていますね。

 この135mmはレンズ自体にもヘリコイドがあるんですが、80mm/F4と共通に使えるヘリコイドが別に用意されていて、しかも自動絞りで使えた様子です。この組み合わせだと普通のマクロレンズと同様に使えたんですね。ベローズと組み合わせても自動絞りで使えた様子です。専用のラバーフードも手に入れられましたが残念ながらキャップ類は付属していませんでした。これから手に入れたいと思っている人は、フロントキャップは他のレンズ用の流用でなんとかなるとしても、専用のリアキャップは初めから付属している物を探した方が良いと思います。ご覧の様にレンズのリアが飛び出しているので、一般レンズ用のリアキャップでは深さが足りなので取り付けられません。深さが十分ある専用品が必要になります。

 このレンズを使う時には、私は自作のOM-PKアダプターを介してペンタックスのヘリコイドに接続しています。後は接写リングと変換アダプターを組み合わせれば様々なカメラに取り付けられます。また、OM-NFアダプターも自作してあるのでニコンのベローズにも取り付けられます。掲載の写真の状態で無限遠から撮影出来ます。

 接写リングを一枚足してやって1:3の倍率まで上げた状態です。かなり繰り出してやらないといけませんね。このレンズの特徴として、イメージサークルが十分大きな様子で、アダプターを工夫して中版カメラで使っている人もいる様子です。

OLYMPUS OM-SYSTEM E.ZUIKO AUTO-MACRO 135mm 1:4.5 (1)

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 SONY α99に OLYMPUS OM-SYSTEM E.ZUIKO AUTO-MACRO 135mm 1:4.5 を取り付けて開放で遠景から中景、近景を撮影した結果です。マクロレンズですので一般的な撮影には期待はしていなかったんですが開放F値に無理が無い分結構良く写ります。コントラストも解像感も十分です。ただし、背景のボケはあまりきれいではないので注意が必要だと思います。

OLYMPUS OM-SYSTEM E.ZUIKO AUTO-MACRO 135mm 1:4.5 (2)

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 SONY α99に OLYMPUS OM-SYSTEM E.ZUIKO AUTO-MACRO 135mm 1:4.5 を取り付けてF8まで絞り込んで遠景から中景、近景を撮影した結果です。絞れば基本的には問題なさそうですが、それでも背景のボケは好ましくありませんね。こういう用途には使わないとは思いますが、使うときはそれなりに気を配った方が良い結果につながると思います。

OLYMPUS OM-SYSTEM E.ZUIKO AUTO-MACRO 135mm 1:4.5 (3)

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 SONY α99に OLYMPUS OM-SYSTEM E.ZUIKO AUTO-MACRO 135mm 1:4.5 を取り付けて開放で約1:3のマクロ撮影をした結果です。レンズ設計では解像感とボケの美しさの両立は難しいと言う事ですが、このレンズも解像感は良いのですがボケについてはあまり美しいとは言えないと思います。ダメだと言う訳ではありませんけれど。普通の実力だと言う事でしょうか。ボケに期待できない分を十分補う解像感を開放から持っていると思います。もちろん、どんなレンズでもその性能が生きるかどうかは使う人間の実力にかかっているのは今更言うまでもありませんが。

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