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Channel: 今日もなんだかちょっとピンぼけ
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ELMARIT 1:2.8/135 LEITZ CANADA (1)

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 SONY α7に ELMARIT 1:2.8/135 LEITZ CANADA を取り付けて開放で遠景から中景、近景を撮影した結果です。何と無くどんよりとした変な天気でテスト撮影の条件としてはあまり良い状態の日ではなかったのですが、それでもライツ(現ライカ)らしい繊細な線の細い描写を開放からするレンズですね。


ELMARIT 1:2.8/135 LEITZ CANADA (2)

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 SONY α7に ELMARIT 1:2.8/135 LEITZ CANADA を取り付けてF8まで絞り込んで遠景から中景、近景を撮影した結果です。ライカと言えども一寸古めのレンズですから開放で使うよりは絞り込んでやった方が良い結果が出ます。現代のライカのレンズだと開放からキレの良い描写をするそうですが、その分懐の方が悲しく成る位に軽くなってしまいます。

ELMARIT 1:2.8/135 LEITZ CANADA (3)

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 SONY α7に ELMARIT 1:2.8/135 LEITZ CANADA を取り付けて開放で最近接を撮影した結果です。元々はレンジファインダーカメラを無理やり一眼レフ風にして取り付けるレンズなので寄れないのは仕方が無いですね。この状態でも一般的な使い方ではそれほど困る事は無いとは思いますが。開放で寄っても繊細な線の細い描写は変わりませんね。実際に試した事はないのですが、たぶんマミヤの645でも使える位にイメージサークルが大きいのでボケも汚い感じがしません。もちろん背景に注意するのは被写体に対して寄る時の基本ですけれど。

ELMARIT 1:2.8/135 LEITZ CANADA (4)

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 SONY α7に ELMARIT 1:2.8/135 LEITZ CANADA を取り付けてF8まで絞り込んで最近接を撮影した結果です。今回テスト撮影としてはけっして良い条件ではなかったのですが、さすがライツ(ライカ)と言えるような写りでした。そのうち良い条件での撮影結果も掲載してみたいと思っています。しかし、良いレンズは道具として考えれば問題は無いのですが、変な描写好きの私にとっては面白味と言う意味で一寸物足りないですね。

CANON LENS FD 50mm 1:1.4 SSC

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 今日掲載のレンズは CANON LENS FD 50mm 1:1.4 SSC です。当時のキャノンのレンズでは銘玉と呼ばれる中の一本です。コンタックス用のカールツアイス Planar T* 50/1.4 とそん色無いと言われる位に素晴らしいレンズでした。

 赤いS.S.Cの文字がアクセントです。コンタックス(カールツアイス)のT*見たいな物でしょうか。Planar T* 50/1.4 は未だに高価ですが、このレンズはそれほどでもありません。ただし、キャノンレンズ特有のバルサムが白濁している物があるので購入時には注意して状態の良い物を選びましょう。

 最短撮影距離も45cmと当時としては標準的な値ですね。性能的にはこのレンズの後のNFDタイプの方が上らしいのですが、FDやFLのタイプの方が格好良いので私の好みです。

CANON LENS FD 50mm 1:1.4 SSC (1)

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 SONY α7に CANON LENS FD 50mm 1:1.4 SSC を取り付けて開放で遠景から中景、近景を撮影した結果です。開放ではやはり甘い柔らかい描写になりますね。この時代の大口径レンズの特徴だと思います。絞りを調整することで画質をコントロールする事が楽しいと思える人に向いています。しかし、この時期に開放F値F1.4ではISO 100と1/8000の組み合わせでも辛いですね。とは言えテストにはNDフィルターは使いたくはないし。明るいレンズを使うと現れる周辺減光は電子シャッターが原因なのかと思いテストしてみましたが、関係はなさそうです。

CANON LENS FD 50mm 1:1.4 SSC (2)

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 SONY α7に CANON LENS FD 50mm 1:1.4 SSC を取り付けてF4まで絞り込んで遠景から中景、近景を撮影した結果です。ここまで絞れば全く問題の無い画質になります。以前和製ズミクロン XR RIKENON 1:2 50mm S RICOH  をご紹介しましたが、このレンズは和製プラナーと呼んでも良いのかも知れませんね。今までと同じ様に開放の次はF4で撮影してみましたがレンズの性格を判断するテスト撮影ならF1.8かF2程度で撮影した方が良いのではないのか、その方がデータとして実用的ではないかと、最近は思っています。

CANON LENS FD 50mm 1:1.4 SSC (3)

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 SONY α7に CANON LENS FD 50mm 1:1.4 SSC を取り付けてF8まで絞り込んで遠景から中景、近景を撮影した結果です。ここまで絞り込んでやれば全く問題を感じません。開放ではふわふわした甘い優しい描写を楽しみ、そこから先は絞り込んでいくことで被写界深度をコントロールする、そういった使い方をする典型的な古いタイプの大口径レンズだと思います。このFDタイプのレンズが良いのか、開放から確りした写りの(ネット上の評判ですが)NFDタイプが良いのかは、好みの分かれるところですね。レンズ本数のダイエットをしているところですが、本当に開放から確りした写りになるのかNFDタイプを手に入れて自分で使ってみたいと言う、いつもの悪い癖が出てきそうです。


CANON LENS FD 50mm 1:1.4 SSC (4)

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 SONY α7に CANON LENS FD 50mm 1:1.4 SSC を取り付けて開放で最近接を撮影した結果です。最短撮影距離は約45Cmと当時としては一般的な値ですね。ふわっとした優しい描写を生かしたいと思いますが、被写界深度が浅すぎるので慎重に撮影をしないとピンボケの大量生産になります。こういう描写は好みの分かれるところではあるのですが、そもそも好みで無い人はこういう古レンズには最初から興味を持たないのではないかと思います。

CANON LENS FD 50mm 1:1.4 SSC (5)

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 SONY α7に CANON LENS FD 50mm 1:1.4 SSC を取り付けてF4まで絞り込んで最近接を撮影した結果です。この時代だと廉価版のレンズではまだ絞り羽の枚数が五枚だったりしますが、このレンズは一寸だけ上級の物ですので羽の枚数は八枚です。その分ボケの崩れ方が良いと思います。

CANON LENS FD 50mm 1:1.4 SSC (6)

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 SONY α7に CANON LENS FD 50mm 1:1.4 SSC を取り付けてF8まで絞り込んで最近接を撮影した結果です。FD 50mm F1.8 や NFD 50mm F1.8 の絞り羽は五枚なので十本の光芒がでます。八枚と絞り羽の枚数の多いこのレンズでは逆に八本に減ってしまいます。多少廉価だと言いう事と光芒の多さでF1.8のレンズを選ぶと言う事はあるかも知れませんが、一般的にはこちらのF値の明るいレンズを手に入れた方が楽しいと思います。でもどちらか選ぶと言うよりは、両方欲しくなってしまうのは、私のいつもの悪い癖ですが。

KONIKCA HEXANON 1:3.5 f=28mm

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 今日掲載のレンズは KONIKCA HEXANON 1:3.5 f=28mm です。コニカに関してはあまり情報が無いのですが、同時代の道具の形状はある程度似てきますので、ニッコールのAuto等と同時代のレンズだと思います。ピントリングの金属ローレットの形状等が時代を反映していますね。

 絞りリングのポジションにEEの記載がるという事は、自動露光にも対応しているレンズだと思われるので、形状の割には多少は新しめなのかも知れません。

 最短撮影距離は30cmを切っています。もう少し時代が新しくなるとマクロと名乗って20cmを切るようなレンズも出てきますが当時としては標準的な値だと思います。

 このレンズは手に入れた時から後玉の内側に多少の汚れがあり、その状態のまま使っています。ですからこのレンズ本来の実力が完全に出ているとは言えません。中古レンズの状態は多かれ少なかれこの傾向があります。このブログはあくまでも自分が所有しているレンズの忘備録ですので良い状態のレンズの実力は他の人に任せたいと思います。 

KONIKCA HEXANON 1:3.5 f=28mm (1)

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 SONY α7に KONIKCA HEXANON 1:3.5 f=28mm を取り付けて開放で遠景から中景、近景を撮影した結果です。開放F値が3.5と暗い事もあって開放から比較的良好な描写が得られています。恐れていた汚れの影響も感じられませんが、五枚目の逆光状態では何らかの影響が出ているのかも知れません。

KONIKCA HEXANON 1:3.5 f=28mm (2)

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 SONY α7に KONIKCA HEXANON 1:3.5 f=28mm を取り付けてF8まで絞り込んで遠景から中景、近景を撮影した結果です。開放で見られた周辺減光も改善されて更に良い状態になっています。古いレンズと言ってもこの時代の程度の物なら特殊な条件を除けば現代のズームレンズ等と遜色がない描写をしますね。むしろ勝っている部分もあると思います。

KONIKCA HEXANON 1:3.5 f=28mm (3)

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 SONY α7に KONIKCA HEXANON 1:3.5 f=28mm を取り付けて開放で最近接を撮影した結果です。最短撮影距離は約30Cmと当時としては一般的ですが、最近ではもっと寄れるレンズも在ります。最近接でも開放から十分な解像感があって使い易いレンズだと思います。


KONIKCA HEXANON 1:3.5 f=28mm (4)

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 SONY α7に KONIKCA HEXANON 1:3.5 f=28mm を取り付けてF8まで絞り込んで最近接を撮影した結果です。全体を通じて特に問題は無さそうですね。フルサイズ用のEマウントレンズはまだラインナップが少ないので、それを補完する意味でもアダプター経由での古レンズの運用は試してみる価値があります。特にマニュアルフォーカスでの運用が苦にならない人はぜひ試してください。ただし、望遠だとISOオート時に限界SS設定が自由に設定出来ないので多少使い勝手が悪かったりします。(この件はα7Ⅱでは多少改善された様子ですが。)ですが、標準から広角域のレンズはISOオート時に限界SS設定が1/60に固定されてしまっていても殆ど問題がないので私は積極的に使っています。問題があるとすれば私が標準から広角域のレンズが苦手だと言う事位でしょうか。

MINOLTA ROKKOR-PF 1:2.8 f=135mm

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 今日掲載のレンズは MINOLTA ROKKOR-PF 1:2.8 f=135mm です。以前 絞り調整が可能な でこのレンズの前身はご紹介した事があります。他にもミノルタの135mmは マウンテンロッコール兄の方は をすでに掲載してあります。これらのレンズ以外にもあと数本あるのですが、ミラーレスが出る前にニコンFマウントに改造してしまって、開放専用のレンズなので今までは取り上げていませんでした。

 このレンズの状態は特に問題も無くそれなりの年月を経た物としては良い状態だと思います。でも良く見れば流石に外見は多少のスレ等がありますね。

 フードが組み込まれているのですが長い年月の間に何かがすり減ってしまった様子で確りと固定出来ません。仕方がないので撮影時にパーマセルで固定しています。

 最短撮影距離も当時としては一般的なものですが、現代では一寸長すぎますね。

MINOLTA ROKKOR-PF 1:2.8 f=135mm (1)

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 SONY α7に MINOLTA ROKKOR-PF 1:2.8 f=135mm を取り付けて開放で遠景から中景、近景を撮影した結果です。撮影条件によっては多少の周辺減光も感じられますが、ほぼ開放から使える画質だと思います。一枚目のいつもの木の描写でも良い感じの立体感が感じれれます。二枚目上部には電子先幕の影響も多少は出ている様子です。

MINOLTA ROKKOR-PF 1:2.8 f=135mm (2)

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 SONY α7に MINOLTA ROKKOR-PF 1:2.8 f=135mm を取り付けてF8まで絞り込んで遠景から中景、近景を撮影した結果です。ここまで絞り込めば問題は全くありません。ボケを利用して立体感を強調したい場合等は開放やそれに近い絞り値を使いますが、一般的にはある程度までは絞り込んで使った方が良いと思います。六枚目に点光源のボケの形がわかるものを掲載しておきました。僅かに丸みはあるものの、ほぼ正六角形と言って良い形なのであまり美しいボケにはなりませんね。

MINOLTA ROKKOR-PF 1:2.8 f=135mm (3)

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 SONY α7に MINOLTA ROKKOR-PF 1:2.8 f=135mm を取り付けて開放で最近接を撮影した結果です。最短撮影距離は約1.5mとあまり寄れません。開放でもそれなりの解像感があるので前後のボケの状態を確認しながら絞り値を決めれば良いとおもいます。一枚目の右上をみると口径蝕の状態が良くわかりますね。

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