NEX-5Nに取り付けられているのはMeritar 2.9/50 V E.Ludwig です。口の悪い人にはダメ・リターなんて呼ばれるレンズなんですがそういうレンズに限って逆にファンも多かったりもします。外見には年代によって多少のバージョンが有る様子ですがこのレンズは比較的古い時代の方だと思います。マウントもM42やエキザクタ等数種類ある様子ですし、開放F値も一寸違っていたりします。ずんぐりむっくりでゼブラ模様になった新しいバージョンの方が比較的手に入れやすいかも知れません。
このレンズはM42マウントなんですが、なぜα99でテストしなかったのかと言うと無限遠に設定しようとするとα99の内部機構と干渉してしまうからなんです。α99はミラーがスイングしないのでミラーとの干渉は無いのですがマウント周辺部に色々とパーツがあって専用レンズ以外を取り付けると干渉して取り付けられない事があります。フランジバックの短いキヤノンでさえ色々と干渉するレンズが有る様子なので本来取り付けられないレンズを無理やり取り付けているんですから仕方がないですね。
フルサイズNEXの予定が大分遅れる様子なんですが何処かでフランジバックの短いフルサイズを出してくれないですかね。ライカMが丁度良いのですが値段の方があまりにも非現実的で。