今日掲載のレンズに取り付けられているのは Retina-Xenar f:2.8/50mm Schneidar-Kreuznach です。一寸前にご紹介した Retina-Xenon f:1.9/50mm Schneidar-Kreuznach の小型軽量型と言うか廉価型と言った方が正しいですかね。元々レチナの本体は大きく重いのでこの程度レンズが小型軽量化しても全体としては殆ど変りませんから。手持ちには同じレンズが二本あって微妙な違いとして今日掲載した写真の場合レンズの左下側に黒いフォーカシング用のノブが付いているのですが、もう一本には付いていません。
それにしてもデッケルマウントのレンズは薄いですね。逆に考えればボディーの方が分厚いって事なんですが。無限遠にピントを合わせた状態では写真の様になって仕舞いますしフィルター用のネジも切られて無いので専用のバヨネットフードでないと装着が出来ません。ハレキリを確りするには一寸工夫が必要になります。