今日掲載のレンズは Tele-Xenar 1:3.5/135mm Schneider-Kreuznach です。デッケルマウントの Retina-Tele-Xenar f4/135mm Schneider-Kreuznach は以前ご紹介しています。シュナイダーのレンズはシリアル番号から製造年がほぼ特定できるので調べてみると、このレンズは1957年頃、デッケルマウントの方は1964年頃に製造された物だと分かりました。
大分使い込まれたレンズですがそれがまたレンズに年輪を感じさせて恰好良いですね。エキザクタマウントのレンズはデジタル一眼レフではキヤノンでかろうじて使える位でしたので、以前はお手頃価格以下で手に入れられました。しかし、ミラーレスが出来てから手軽に使える様になり、特にα7が発売された事が原因なのか値段が上昇している様子です。アベノミクスの影響かも知れませんし、中国経済の影響かも知れませんけれど。右下にみえているのがフードです。
装着するとこんな感じですが、短すぎてあまり実用的な感じはしませんね。今回はこの状態でテストしましたが、実際に使う場合は確りとハレキリするためにももっと長めのフードを使用した方が得られる画像としては良い結果が出ると思います。ですが、味と言う意味ではまた違ってきます。そのあたりが古レンズを使う妙と言う事なんでしょうけれど。
因みにフードの内側にはネジが切ってあるので逆付した時にはねじ込んで確りと固定することが出来ます。