ここまででは撮影結果の良くない古レンズなんですが、そんなレンズをわざわざシアーズやマキノン等の他のブランドの物まで含めて探して手に入れたのは、実はこの独特な描写のためだったんです。と言う訳で、SONY α7に SIGMA-XQ MULTI-COATED 1:2.8 f=135mm SYSTEM FOCUEING を取り付けて開放で最近接に設定して、更に補助ヘリコイドを最大に繰り出して1:3の倍率で撮影した結果です。普通に使っていても甘い柔らかい描写でしたがこの状態だとハイライトに盛大なフレアーが出てしまいます。もちろん図鑑や商品説明等には絶対に使えないダメな描写なんですが、このとんでもない描写を表現として使うとそれはそれで面白い写真になると思います。もちろん非常に好みの分かれるところではあるんですが。
また、私は他のブランドの物は持っていないのですが、機構としては同じでも全く同じレンズではないのでシアーズとマキノンとでは撮影結果には微妙な違いがあるんだそうです。現在レンズダイエット期間中なんですが、このシグマのレンズを含めて三種類の写りの違いを確かめてみたくなると言う、悪い虫が騒ぎだしています。
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SIGMA-XQ MULTI-COATED 1:2.8 f=135mm SYSTEM FOCUEING (5)
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