今日掲載のレンズは ELMARIT 1:2.8/135 LEITZ CANADA です。いままでライカのレンズは LEITZ WETZLAR ELMARIT-R 1:2.8/90、LEITZ WETZLAR ELMAR-C 1:4/90 、LEITZ MACRO ELMARITE-R 1:2.8/60、LEITZ ELMARITE-R 1:2.8/180 、LEICA APO-MACRO ELMARITE-R 1:2.8/100 等をご紹介していますが、いずれも本家のドイツ製の物です。ライカと呼べるのはドイツ製の物だけでカナダライツ製はライカじゃない、とか言う純血主義の人もいますがどうなんでしょうか。古き良き時代の話ですかね。確かポルトガルで作っていた時期もあったと思ったのですが。ボディーはミノルタ製やらミノルタの一眼レフを改変したものもあったと思いました。今ではパナソニック製のボディーやレンズもあります。
このレンズは本来はレンズ単体の物で写真の様にZOOP 16462と言うタイプのヘリコイドに取り付けてつかいます。このレンズを手に入れた時にはすでに改造が施されていて、本来はボディー側はビゾフレックス用のマウントになっているんだと思いますが、マミヤのM645マウントに改変されていました。そのおかげで手持ちのM645→NFマウントアダプターでニコンにも装着できますし、手作りしたαAマウント用のアダプターでα99にも装着できます。また、NF→EやαA→EマウントアダプターでソニーのEマウントのカメラにまでも装着できてしまいます。ちなみにこの状態で一寸だけオーバーインフでした。
組み込み式のフードが付いていて二段に伸びます。
更に最近接まで伸ばしてやるとこんな状態です。このままで約1.5m位まで寄れるのですが、当時としては普通だと思いますが現代のレンズと比べてしまうともう少し寄れると良いと思います。必要であれば接写リングを一枚かませば良いのですが、デジタル時代になってからはフィルムの時代よりもはるかに埃の影響が大きいので、外ではあまりレンズの付外しはしたくありませんし、横着な私にはリングを持ち歩くのも面倒です。