今日掲載のレンズは KONIKCA HEXANON 1:3.5 f=28mm です。コニカに関してはあまり情報が無いのですが、同時代の道具の形状はある程度似てきますので、ニッコールのAuto等と同時代のレンズだと思います。ピントリングの金属ローレットの形状等が時代を反映していますね。
絞りリングのポジションにEEの記載がるという事は、自動露光にも対応しているレンズだと思われるので、形状の割には多少は新しめなのかも知れません。
最短撮影距離は30cmを切っています。もう少し時代が新しくなるとマクロと名乗って20cmを切るようなレンズも出てきますが当時としては標準的な値だと思います。
このレンズは手に入れた時から後玉の内側に多少の汚れがあり、その状態のまま使っています。ですからこのレンズ本来の実力が完全に出ているとは言えません。中古レンズの状態は多かれ少なかれこの傾向があります。このブログはあくまでも自分が所有しているレンズの忘備録ですので良い状態のレンズの実力は他の人に任せたいと思います。