今日掲載のレンズは MAMIYA-SEKOR C 80mm 1:2.8 N です。MAMIYA 645と言う中判カメラのシリーズがありますがそれ用の標準レンズですね。アダプターを介して現代の一眼レフやミラーレスカメラで使っています。MAMIYA 645系は現在デジタルカメラとして存在はしていますがアマチュアが使うと言うよりはプロ御用達と言う性格に変わって仕舞いました。
この系統のレンズを他のボディーで使うアダプターは古くから存在していた様子です。ソニーのαEマウント系には、最近では直接変換出来るアダプターもある様子ですが、私の場合ご覧の様に二段重ねで使っています。写真の物はニコン用でそれを更にソニーのαEマウントに変換しています。ほかにもαAマウント系用も自作して使っています。開放F値が1.9のレンズも有る様子ですが、このレンズは2.8と35mm一眼レフ用(デジタルですとフルサイズ一眼レフ用)の似たような焦点距離のレンズに比べれば一寸暗くなります。しかし、この焦点距離のシリーズの初期の頃のレンズなら現在比較的安価に手に入るのでアダプターで使うのも良いと思います。また、この系統のレンズは以前 MAMIYA-SEKOR C 1:3.5 f=150mm でもご紹介しています。旧タイプのN無しでも特に問題は無かったのですが、今回の80mmはカラーバランスの良いと言われているNタイプなのでどんな違いが出るのか楽しみです。