今日掲載のレンズは TAMRON AF ASPHERICAL XR Di LD IF 28-300mm 1:3.5-6.3 MACRO A06 です。以前掲載した TAMRON AF ASPHERICAL LD (IF) 28-300mm1:3.5-6.3 MACRO 185D はこのレンズの一つ前のモデルになります。(正確に言うとこの二本の間に鏡筒の色がシルバーになった285Dが存在しますが、色以外には特に変化は無い様子です。)現在は更に数世代を経て http://www.tamron.co.jp/lineup/a010/technology/index.html A010タイプへと進化しています。このレンズはデジタルに対応したコーディングに変わったA061の一世代前なので、フィルム時代の最終型ですね。
広角端では非常にコンパクトになります。専用の花型フードが付属しますが、望遠では殆ど役には立たないですね。最短撮影距離が0.49mなので広角側では一寸足りない気がします。
望遠端ではかなり迫力がある外形になりまね。αAマウント系の一眼レフボディーでは手振れ補正を内蔵している物が多いので、こういった一寸古めのレンズでも手振れ補正が効くので便利です。最新のレンズでも、ニコン用キャノン用と定価は同じでもレンズに手振れ補正機構が内蔵されていない分コストが安くなるためか、実売価格はお安くなっている様子です。残念ながらαAマウント系の一眼レフボディーはあまり更新されていないので、その件もあってαAマウント系のレンズは新品中古を問わず比較的安価に手に入ります。ソニーでは最近αAマウント系のレンズの新型を出したりしているので、αAマウント系の一眼レフボディーが更新されるのではないかと期待されてはいるんですが、さてどうなりますか。個人的にはα99発売から今までに開発された技術を入れた新しいファームウエアを出してくれるだけで良いのですが、期待薄ですね。
このレンズもご縁があって暫く我が家に滞在する事になったのでテスト撮影をしてみました。