今日掲載のレンズPentax SVに取り付けられているのは Carl Zeiss Jena Sonnar 2.8/180 通称オリンピアゾナーです。このレンズの末裔は Carl Zeiss Sonnar 2.8/180 T* 寄り道は楽しい ですでにご紹介していますね。オリンピアゾナーにも色々とあって初代のアルミ?削り出しの銀色の物から始まってこのレンズは多分二代目あたりになると思います。
このレンズには愛称があって、猫足、もしくは招き猫、一寸可愛いですね。三脚座の形が丁度猫の足のような形をしています。レンズ本体の形はほとんど同じ形で三脚座の形がもっと真ん丸な物も有る様子ですが、このレンズの初期型ではないかと言われています。
太い鏡筒の中に大きなレンズが入っていて、18枚(一部では19枚との説も有りますが、そういった物も存在するのでしょうか。一応念のために写真を撮って手持ちの物は18枚で有ることを確認しました。)のマニュアル絞りで絞り込んでいっても真円を維持しています。このために点光源が特に美しく描写されます。日本製では改良されている様子ですが、ドイツ製のContax用の絞りの様にギザギザには成りません。