D3を引っ張りだして古レンズを取り付けてテスト撮影をしてみました。最近テスト撮影はNEXやα7、α99のソニー機ばかり使っていましたので。これが何とも軽快なんですね。もちろん40年以上も使い慣れたニコンだと言う事も有るんですが、作画に集中出来るんです。古レイズと一口に言っても機構には色々と有るので一概には言えませんが下記がD3で古レンズをテストする時の手順です。
0) 事前に焦点距離と開放F値を(場合によってはテストするF値すべてを)カメラに登録します。
カメラはAモード、ISO感度はオートに設定します。
1) 実際の撮影では、設定したF値を明るい方から撮影していきます。
2) 開放での撮影が終わったら絞り込んで撮影、Exifに情報を残さなければこれで御仕舞。
2)’ Exifに情報を残したかったら、レンズにもよりますが、絞り込んだF値と同じ値を事前に登録した値にファンクションキーとダイヤルを使ってボディーに設定するか、手作りのAi連動環でカメラにF値を伝達してから撮影。
NEXやα7、α99の場合
0) 事前に特殊な設定は必要ないので、
カメラはAモード、ISO感度は固定に設定します。
1) まず開放でSSを気にしながら必要に応じてISO感度を調整して撮影。
2) 絞り込んでSSを気にしながら殆どの場合ISO感度を調整して撮影。
結局このISO感度の調整が面倒だったんですね。
NEXやα7、α99の場合は絞り込んだ状態から撮影してやれば、最初のISO感度調整だけで済ませる事も可能なんですが、そうすると絞り開放の撮影では必要ない高ISO感度で撮影することに成ってしまいます。ソニーのカメラではISO感度オートは、古レンズの望遠系では全く使い物になりません。もちろん専用のレンズを使えば 殆どの場合 問題は有りませんが。
当然ですが、ニコンの場合はEVFではありませんので絞り込むとファインダーが暗くなってしまいます。でもF8程度ならテストをする一般的な明るさ十分ピントを合わせる事が出来ます。(本当は最近は一寸怪しくなってきていますが。)
フランジバックの関係でニコンでテスト出来るレンズは限られてしまいますが、ストレスが溜まらないニコンでのテスト撮影を復活させようかと思っています。