昨日一寸触れましたがα7でゴースト?が出る問題について一寸調べてみました。ネット上にはα7系でのマウントのタワミや光漏れの話もあるので一寸心配ですね。手持ちのα7にはそういう問題は見つかりませんでした。一先ず安心です。次はアダプターとの相性の問題ですね。これは手持ちのアダプターの内側を調べてみたら、確りと無反射処理が施されている物とそうでは無い物が有ることが分かりました。M42用はPixcoの物なんですが一応黒く塗装はされているんですが艶消しではないためにレンズを通して入ってきた光が見事に反射してしまいます。NEX用のPixcoのアダプターはエキザクタ用の物も持っていますがこれも同じような塗装なので画質に影響しそうです。Pixcoのアダプターは他にもデッケル→αAマウントのアダプターの時も無限遠が出ていない、デッケル→αEマウントでフレアーカッターが大きすぎてフルサイズに対応して居ない、両アダプターとも絞りの位置がおかしかったり2.0より明るい絞りに対応していない等の問題が有りました。お手頃価格なのは良いのですがその分問題も多そうです。手持ちのアダプターの中には何処の会社の物か分からないアダプターでもPixcoのアダプターと同じ塗装の物もあったのでPixcoだけではなくお手頃価格の他社のアダプターでも同じ症状を起こす物が有りそうです。
応急処置としては、黒のパーマセルを貼ったり無反射の布を貼ったりする方法がありますが、ここは確りと対応したいので、すでに手に入れてある艶消し黒の塗装をして見ようと思います。国産の高級な、高価な物を購入すれば問題は無いのでしょうけれど、こういう工作もカメラ弄りの楽しみの一つだと考えて、週末にでも作業をしないと。
もう一つ、PixcoのM42マウントアダプターの問題点を。このアダプターはピン押しタイプといって、マニュアルとオートの切り替えのないレンズでも絞り込みピンが押される様になっていて、便利に使えます。しかし、このピンを押す部分とレンズ後端が干渉してしまうレンズが有る様子で、残念ながら手持ちの中の数本のレンズでは無限遠が出ませんでした。ピン押しではないタイプのアダプターも売られているのでそちらを探すか、ピン押しタイプでも干渉しない物を探さないといけない様子です。
一昨日と昨日に掲載した作例の三〜五枚目、今日掲載の四枚目と五枚目は問題のあるアダプターでの撮影ですのでその分を差し引いて見て下さい。
α7やα99にMC SONNAR 3.5/135 CARL ZEISS JENA DDRを取り付けて開放で最近接を撮影した結果です。最近接が1m弱とほぼ一般的な最近接の距離ですが、それでも使い勝手としてはそれ程寄れないレンズです。寄れないと感じるのは普段はマクロレンズを中心に使っている私の習性ですね。描写に付いてはZeissですので開放から色のりも良くピント面の解像感もそれなりにあって良い感じです。好きな描写のレンズなんですが135mmは街撮りには一寸長すぎます。