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Channel: 今日もなんだかちょっとピンぼけ
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Tele-Xenar 1:3.5/135mm Schneider-Kreuznach

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 今日掲載のレンズは Tele-Xenar 1:3.5/135mm Schneider-Kreuznach です。デッケルマウントの Retina-Tele-Xenar f4/135mm Schneider-Kreuznach は以前ご紹介しています。シュナイダーのレンズはシリアル番号から製造年がほぼ特定できるので調べてみると、このレンズは1957年頃、デッケルマウントの方は1964年頃に製造された物だと分かりました。

 

 大分使い込まれたレンズですがそれがまたレンズに年輪を感じさせて恰好良いですね。エキザクタマウントのレンズはデジタル一眼レフではキヤノンでかろうじて使える位でしたので、以前はお手頃価格以下で手に入れられました。しかし、ミラーレスが出来てから手軽に使える様になり、特にα7が発売された事が原因なのか値段が上昇している様子です。アベノミクスの影響かも知れませんし、中国経済の影響かも知れませんけれど。右下にみえているのがフードです。

 

 装着するとこんな感じですが、短すぎてあまり実用的な感じはしませんね。今回はこの状態でテストしましたが、実際に使う場合は確りとハレキリするためにももっと長めのフードを使用した方が得られる画像としては良い結果が出ると思います。ですが、味と言う意味ではまた違ってきます。そのあたりが古レンズを使う妙と言う事なんでしょうけれど。

 

 因みにフードの内側にはネジが切ってあるので逆付した時にはねじ込んで確りと固定することが出来ます。


Tele-Xenar 1:3.5/135mm Schneider-Kreuznach (1)

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 α7に Tele-Xenar 1:3.5/135mm Schneider-Kreuznach を取り付けて開放で遠景から中景、近景を撮影した結果です。開放では決して解像感の高いレンズではないのですが柔らかい優しい描写が好ましいですね。キッチリした描写が必要なら一寸だけシャープネスを上げてやれば良いとおもいます。拡大して見ると微妙なフレアーやフリンジも見えますがそれが良い方向に働いているんだと思います。

Tele-Xenar 1:3.5/135mm Schneider-Kreuznach (2)

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 α7に Tele-Xenar 1:3.5/135mm Schneider-Kreuznach を取り付けてF8まで絞り込んで遠景から中景、近景を撮影した結果です。絞り込むと解像感もコントラストも増して更に良い感じになります。外観からは想像できない結果です。ドイツの名門シュナイダーのレンズですからダメージさえ受けていなければ安心して使えますね。

 

Tele-Xenar 1:3.5/135mm Schneider-Kreuznach (3)

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 α7に Tele-Xenar 1:3.5/135mm Schneider-Kreuznach を取り付けて開放で最近接を撮影した結果です。 最短撮影距離は1.5m弱とこの時代としてはあまあと言ったところでしょうか。エキザクタの接写リングは以前からずーっと探していたんですが中々見つかりませんでした。でも最近漸く手にはいったんですが、不思議とそういう時に限ってもう一組見つかってしまうんですね。以前ならもう一組もすぐに手に入れて仕舞う所なんですが、グッと我慢しています。肝心の描写ですが、ピント面からのボケの崩れ方が心地よいとおもいます。背景のボケ方も素直だと思いますが多少は気を遣った方が良いですね。絞りの枚数は六枚と少ないのですがF4までは何とか真円を維持しています。
 テスト撮影はAWBで撮影しています。六枚目の写真もAWBで撮影しているんですが派手にブルーに偏ってます。ブルー被りかも知れませんね。AWBなら正しい色に補正されるはずなんですが。シュナイダーのレンズはブルーの描写に特徴がありシュナイダーブルーとと呼ばれますがこういう事なんでしょうか。他のシュナイダーのレンズでAWBで撮影しても時々極端にブルーに振れる時があります。

Tele-Xenar 1:3.5/135mm Schneider-Kreuznach (4)

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 α7に Tele-Xenar 1:3.5/135mm Schneider-Kreuznach を取り付けてF8まで絞り込んで最近接を撮影した結果です。 絞り込むと絞りの形が六角形に成るんですが特にボケが汚く成った感じはしませんね。今回は確認しませんでしたが点光源のボケははっきりと絞りの形がでると思います。しかし、どんな使い方をしても安心して使えそうなレンズですね。 

またgooのブログの再ログインにやられてしまいました。

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 最近は起きていなかったのでつい油断していたらやられてしまいました。今回も数時間かけて色々と調べながら結構長い文章を書いていざ投稿しようとすると再ログインの催促。以前はこれが原因で書いていた文章を何度も飛ばされて書き直しさせられました。そんなトラブル対策なのか最近のgooのブログ機能には書いていた記事を自動でバックアップする機能も有るんですが、今回はそれも機能せず。結局大半を調べなおしたり書き直したりしないといけない事態に。
 最近記事一覧画面のレイアウト等が多少変わったり、それが原因なのか多少動作が不安定だったりしていたので何かを弄ったんでしょうか。何か改善をすると必ずそれに伴った不具合を起こすのがgooのブログ機能の特徴ですね。

 と言う様な訳で一寸やる気をなくしてしまった今日この頃です。

OLYMPUS OM-SYSTEM E.ZUIKO AUTO-T 1:2,8 f=135mm

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 今日掲載のレンズは OLYMPUS OM-SYSTEM E.ZUIKO AUTO-T 1:2,8 f=135mm です。以前 オリンパスのレンズは人気があります。 で廉価版の開放F値が3.5のレンズはご紹介した事があります。

 元々小型のOMシステム用のレンズなのでアダプターを介して取り付けてもα7やNEXには丁度良い大きさに感じます。

 フードは組み込み式でギリギリ実用の範囲内だと思いますが、出来れば外付の長い物を使った方がより良い結果が出ると思います。テスト撮影は組み込みのフードで行っています。

OLYMPUS OM-SYSTEM E.ZUIKO AUTO-T 1:2,8 f=135mm (1)

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 α7に OLYMPUS OM-SYSTEM E.ZUIKO AUTO-T 1:2,8 f=135mm を取り付けて開放で遠景から中景、近景を撮影した結果です。開放F値3.5のほうが開放から切れ味がよかったのでこのレンズにも期待をしていたのですが一寸だけですが開放F値が明るくなった分の影響は多少ですが出てしまった様子です。開放では見妙なパープルフリンジが出て仕舞っていますし、解像感も少しだけ悪くなっている印象です。ですが、一枚目の何時も立体感をテストする樹の撮影ではそういった影響は殆ど見られずに非常に良い立体感が得られています。解像感も多少ソフトでいじってやれば殆ど問題の無い範囲だとおもいます。


OLYMPUS OM-SYSTEM E.ZUIKO AUTO-T 1:2,8 f=135mm (2)

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 α7に OLYMPUS OM-SYSTEM E.ZUIKO AUTO-T 1:2,8 f=135mm を取り付けてF8まで絞り込んで遠景から中景、近景を撮影した結果です。絞り込んでやればフリンジも消えて良い感じになります。多分一寸だけ絞れば良いと思うのですが、後日確認をしてみる積りです。レンズには絞り込みボタンが付いているので開放と絞り込んだ状態で撮影するテスト撮影のような状況では非常に便利なんです。しかし、Eマウント用のアダプターには絞り込み用のでっぱりが付いている物があるのでこのボタンの機能が殺されてしまって絞りリングの絞り値まで絞り込まれてしまう物もあります。絞り羽は8枚でほぼその形が出てしまいます。特にF4ではギザギザになって仕舞うので逆手に取って効果として使うしかありませんね。開放F値3.5の方はF4での絞りの形は綺麗です。OM用のレンズは200mmも気に入っているので100mmとか85mm等他の焦点距離も欲しくなってしまうのが困りものです。

OLYMPUS OM-SYSTEM E.ZUIKO AUTO-T 1:2,8 f=135mm (3)

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 α7に OLYMPUS OM-SYSTEM E.ZUIKO AUTO-T 1:2,8 f=135mm を取り付けて開放で最近接を撮影した結果です。最短撮影距離は1.5m弱ともう少し寄れると良いですね。ケンコーのEマウント用接写リングはAPS-C専用なのでフルサイズのα7で使うと周辺がケラレテしまいます。以前手に入れた安物の接写リングではケラレはしないんですがレンズの取り付け方向が変な方向に向いてしまいます。α7で使用するレンズのマウント毎に接写レンズを揃えれば良いのですがそれも面倒なので、そろそろどこかがまともなEマウントフルサイズ用の接写リングを作ってくれないかなあ。
 肝心の描写の方ですが、良いレンズはある意味つまらない、ですね。近接だと開放から十分な解像感がありボケも好ましいと思います。被写体に集中出来る優等生なレンズです。

OLYMPUS OM-SYSTEM E.ZUIKO AUTO-T 1:2,8 f=135mm (4)

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 α7に OLYMPUS OM-SYSTEM E.ZUIKO AUTO-T 1:2,8 f=135mm  を取り付けてF8まで絞り込んで最近接を撮影した結果です。条件によってはどうしても二線ボケ風になって仕舞う事がるのでそこの事だけ気を遣えば後は気にせずに使えそうです。中望遠の85mmや100mmは人気があってそれなりの値段がしてしまいますが135mmは開放F値が3.5も2.8もそれほど高価ではないので狙い目のレンズです。と、ここまで書いたところで、文章では小数点を「.」で表記していますがオリンパスではレンズ名では伝統的にドイツ風の「,」で表記していますね。

α7、α99のアイピースカップ再考

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先日の再ログインで飛ばされてしまった記事を何とか元気をだして又書いてます。と言うような訳で

 以前からα7やα99のアイピースカップには不満があって、下側がカバーされていないので快晴時に地面からの反射光で視認性が悪くなります。これはソフトアイピースカップに変更したNEX-6やNEX-5に装着したEVF(FDA-EV1S)   FDA-EV1Sに柔らかいアイピースカップを  でも同じですね。また、右目でファインダーを覗く場合は右上からの光でも同様に視認性が悪くなります。これまでα7、α99やNEX-6、FDA-EV1Sで視認性が良くなる様なアイピースカップを試して来ましたしたし、今でも試し続けているんですが、どうも決定打がありませんでした。
 それでも気にし続けていると案外見つかるもので元ミノルタ用のアクセサリーでアイピースフード EYEPIECE HOOD EH-7 と言うのを見つけました。丸型のアイピースカップで下からの光も確りと遮断してくれます。ただし、ファインダーと液晶の切り替え用センサーを塞いでしまうので一寸不便です。α99では切り替え用の専用ボタンが有るんですがα7ではメニューからでないと切り替える事が出来ず、この機能をFnに割り振る事も出来ないので不便です。そこでカップのセンサー部分を隠してしまう部分を改造して装着している人もいます。そんな訳で早々にヨドバシへ入手に出かけたんですが残念ながらディスコンと言う事で手に入りませんでした。ヨドバシでは今年の1月頃に手に入れた人も、他の量販店等では五月頃に手に入れた人もいる様子なので一生懸命探せば今でも見つけられるかも知れませんね。
 と、ここまで書いていたら先日購入したカメラが届きました。(この日記は偽日記なので時系列等は適当に前後します。)早速開梱して見るとなんとEH-7に似たアイピースカップが付いているじゃありませんか。

 古いコニカの一眼レフなんですが、前オーナーが多少そういう所に気を遣う人だったのでしょうか。

 

 ニコン用の角型のアイピースカップと比べてみました。コニカの物はプラスチックのガイドが付いています。これはこれで使えそうです、というか使えました。

 

  ここで話は元に戻って、そんなことをしているうちにふと気が付いたんですが、α7やα99のファインダーは特殊な形だと思い込んでいたんですが、確かにアイセンサー等が付いていて特殊ではあるんですが横方向に関しては昔からよくある角型ファインダーと殆ど変らないんじゃないのかと。もしそうであれば角型ファインダー用のアクセサリーなら装着出来る可能性があるのではないかと。縦方向は特殊なのはわかっているのでニコンの角型アイピースカップは初めから諦めて角型を丸型に変換するアダプターの方を装着して見ました。これが見事に嵌ってしまった訳です。これに丸型のアイピースとと丸型のラバーのアイピースカップを装着したら見事に完成。しかも、最初のうちは切り替えセンサーが隠れて仕舞って切り替えが上手くいかなかったんですが、装着する角度を工夫していたら何の加工もせずにファインダーと液晶が切り替わるようになりました。
 いかがでしょうか、ファインダー周りに多少隙間が出来て仕舞って一寸恰好は良くないんですが視認性は抜群です。

 

 これは取り外した状態。


 左側からアイピースアダプターDK-22、ニコンFAアイピース、ラバーアイキャップDK-3の三つで出来ています。

 

 これで使い勝手は格段に向上はしたんですが、一寸だけ問題点も。アイポイントがアダプター類の分だけ後退したのでファインダー画像が一寸だけケラレル様に成ってしまった事ですね。覗いてやる方向を変えれば全部を見る事は可能なんですが、この作業が一寸煩わしいと思います。 いずれにしろ未だ部屋の中で確認をした程度なので実戦で使ってみて使い勝手を確認して見ないと。

 ここでコニカのアイピースの話に戻って、α99では上手く使えませんでしたがα7にはピッタリ合って使えます。また、いつものようにオークションで探しているとEH-7や角型アイピースカップ等で検索をかけてやるとミノルタ用が結構見つかります。新品だと市場より一寸割高ですけれど何とか手に入りそうなので角型も予備を数個手に入れようと思っています。

KOMURA- f=135mm 1:2.8 Sankyo Koki

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 今日掲載のレンズは KOMURA- f=135mm 1:2.8 Sankyo Koki です。コムラの135mmは 確りした六角形に でご紹介していますし、他にも数種類持っています。しかし他のレンズはほぼ同時代のレンズで絞り羽も多いのですがなぜか真円にはならずに絞り込んでいく途中にギザギザに成って仕舞うレンズが多いんです。しかし、このレンズは16枚の絞り羽を持っていて絞り込んでいってもほぼ真円を保っています。現在レンズ量のダイエット中で徐々に処分をしていますがコムラのレンズとして最後まで残るのはこのレンズではないかと思っています。

 マウント部分がネジに成っていて交換可能なんですがT系とか一般的な物ではなくて独自な物だそうです。外観はご覧のとおりスレや印字の焼けがありますし、レンズの方も多少の汚れや拭き傷等もあるので撮影結果はその分差し引いて考えないといけないと思います。しかし、この時代のレンズを作られた状態のまま手に入れるのは難しいと思いますので難を味として使うしかないですね。

KOMURA- f=135mm 1:2.8 Sankyo Koki (1)

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 α7に KOMURA- f=135mm 1:2.8 Sankyo Koki を取り付けて開放で遠景から中景、近景を撮影した結果です。中国からの飛来する何かの影響でしょうか晴れていた割にはあまり良いコンディションでありませんでした。また日差し自体は強いので開放F2.8ではシャッタースピードが速くなりすぎて電子先幕の悪影響も出てしまった様子です。その分を差し引いたとしてもあまり良い結果ではありませんね。また四枚目の様に逆光にも弱いので画面には入っていなくても撮影している方向に強い光がある場合は注意が必要です。キッチリとした描写が必要なら最新のレンズを使えば良いので、こういう描写を味として生かせる様な被写体を探さないといけないレンズだと思います。

KOMURA- f=135mm 1:2.8 Sankyo Koki (2)

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 α7に KOMURA- f=135mm 1:2.8 Sankyo Koki を取り付けてF8まで絞り込んで遠景から中景、近景を撮影した結果です。絞り込むと解像感も良くなり明瞭な感じになるのは他の古いレンズと同じですね。ただし、微妙な色収差も残り続ける様子です。このレンズが作られていた時代に想定されていた必要とされる性能と現代のデジタルカメラの性能ではあまりにもかけ離れているので、それも仕方がないとは思うのですが。

 

 絞り込んだ時のボケの形状は綺麗ですね。分かり易くするためにコントラストを一寸だけ弄っています。最近は少ない絞り羽の枚数で真円の絞り形状を維持する技術が上がって来ていますが、それでもまだまだこういうレンズには敵いません。


KOMURA- f=135mm 1:2.8 Sankyo Koki (3)

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 α7に KOMURA- f=135mm 1:2.8 Sankyo Koki を取り付けて開放で最近接を撮影した結果です。最短撮影距離は1.5mともう少し寄れると良いですね。古いMFのレンズはヘリコイドの回転角が大きい物が多く、このレンズも270度も有るのでピントの精密な調整が出来ます。これにミラーレス独特の部分拡大を組み合わせると更にその精度が上がります。
 描写の方は各収差の残った柔らかい描写ですが、それをどう考えるかで好き嫌いが分かれてくると思います。背景がうるさく感じたら一寸絞れば解決しそうですし、ピントが合った部分の解像感も上がります。

KOMURA- f=135mm 1:2.8 Sankyo Koki (4)

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 α7に KOMURA- f=135mm 1:2.8 Sankyo Koki を取り付けてF8まで絞り込んで最近接を撮影した結果です。絞りの値や画面上の明るい部分、また被写体方向の明るい物等によって表情が変わるレンズですね。太陽が入っていてもフレヤーもゴーストも出る事も無く撮影結果条件全く影響を与えないような現代のレンズもそれはそれで面白と思いますが、何重にも気を遣って撮影するよう様な古レンズもまた撮影自体は楽しいと思います。結果さえ良ければそれで良いのか、過程も含めて楽しいと思えるのかは人それぞれだと思いますけれど。

カメラやレンズ、撮影機材の処分方法

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 フィルムカメラの時代には機材の進歩のスピードもそれ程早くは無かったんですが、デジタルの時代に成ってからは初級機では約一年、中上級機では二年でマイナーバージョンアップ、四年で新型の周期で更新されるようになりました。レンズもボディーほどではありませんがかなり早い周期で更新されるようになりました。そんな訳でお知り合いになった方の防湿庫からはみ出した機材が色々な理由で我が家に集まってきます。頂いた物から処分を依頼された物まで様々ですが、今回は使わなくなった機材の処分方法についてまとめてみます。

1)自分で使い潰す。
 我が家にある実際に使っている一番古い機材は2000年発売のC-2100UZです。ブログに掲載する機材の撮影やオークションに出品する品物の撮影に現役で頑張っています。当時としては大きな撮像素子を使っている機種ですがそれでも小型の撮像しですので近接からマクロ域で撮影してもピントの合う範囲が広いので結構重宝しています。200万画素の機種ですが用途を限れば作品の撮影も行けるのでまだまだ使えます。古くなったデジタルカメラはなんだかの形で自分で使って使い潰すのが一番良いと思います。
 先日たまたま同じ写真倶楽部の方が使っているカメラで何枚撮影したのか調べましたら、今までに15万枚程撮影されていました。プロ用途に分類されるカメラですので30万枚程度までは行けると思うのでまだまだ現役ですね。

2)差し上げる。
 お子さん、お孫さん、親戚の方、お知り合いの方等に使わなくなった機材を差し上げるのも良い方法あと思います。お子さんやお孫さん、親戚の小さなお子さんなら新しい物を与えてぶつけたり壊したりしない様に注意深く使うのも良い経験、教育にもなるとは思いますが、そんなことを気にしないでガンガン写真を撮って写真を撮る喜び楽しみを知る機会にするのもそれはそれで良い経験、教育になると思います。
 また、写真を始めようとしている親戚の方やお知り合いの方に入門用として差し上げるのも良いと思います。初級機が安くなったとはいえ、まだまだカメラは高い物ですので、三日坊主で終わって仕舞うかも知れない事のために新品を購入するのはどうかと思います。
 他には写真倶楽部等に入っている人は、クラブの中でお互いに不要な機材を交換して見るのも良いかも知れません。古くなった機材とはいえ他の機種を使ってみるのは良い勉強に成ることがあります。また、クラブの中には一人か二人は私の様に古い機材が大好きな人がいます。そういう人に貰ってもらうのも良いと思います。もちろん有料で引き取ってもらう事も可能だと思いますが、古い物、保証が残っていない物だとお譲りした物がすぐに壊れたりとかすると人間関係のトラブルの元ですので、この場合は相手を選んだ方が良いとおもいます。
 お譲りする場合は、買取店の価格よりも高く中古品の価格よりも安く、のお互いに利益がある金額を目安にしてはいかがでしょうか。

3)下取りに出す。
 最近はあまり見なくなりましたが、「新しいカメラを買う時等にどんなカメラでも一万円で下取りします。」と言うような場合は下取りしてもらうのも一つの方法ですね。でも、この方法では良い状態のカメラを出してしまうと可也の損失に成る場合もあります。
 ネット上のストアー限定ですが最近ソニーがRX100系の機種で最新のRX100M3を購入する時にそれ以前の機種RX100、RX100M2を下取りしてくれると言うキャンペーンをやっています。

4)中古の購入をしているお店で売る
 最近はリサイクルショップがあちこちにありますのでそういう所で引き取ってもらうのも良いと思います。ですがカメラ専門ではないところでは非常に安い値段でしか引き取らない場合もありますので、出来れば買取をしているカメラ専門店に持っていく方が良いとおもいます。こういうお店で処分すれば人間関係等の後のめんどくささは無いのですが、それほど高価では引き取ってはもらえませんね。
 また、大手の買い取り店では買取値段の検索が出来ますし、梱包して送るだけで査定金額を連絡してくれますので比較的楽な処分不法だと思います。 

5)オークションの代行会社に依頼する
 比較的高価で処分出来る方法としてはオークションで処分するのが良いと思います。でも自分でオークションに出品するのは面倒ですね。そういう時には代行会社に依頼するのも一つの方法です。会社によってシステムは色々ですが、処分したい品物を送付するだけですべてのオークションにかかわる作業をやってもらえます。全部お任せから、この品もは幾ら以上で売りたい等細かい注文にも対応してくれる会社もあります。手数料は落札された金額にもよりますがだいたい落札金額の30%程度が目安ですね。

6)自分でオークションで処分をする。
 一番良い条件で処分出来るのが自分でオークションに出品する方法です。ヤフーの場合は、プレミアム会員の会費(380円/月税別)と落札金額の5.6%が手数料として徴収されますが代行出品の30%よりは遥かに少ないですね。ただし、下記の様な作業が必要になりますので、慣れるまでは大変です。でも、こういう事が面白い楽しいと思える人には趣味と実益の一石二鳥ですね。以下作業の手順です。

 6-0 まずヤフーのプレミアム会員に登録します。試しにやってみたい時には、時々キャンペーンで一般会員でも出品出来る時がありますのでそれを利用するのも良いかも知れません。また、確かプレミアム会員でなくても入札は出来たと思いますが、入札が出来ないカテゴリや入札出来る上限金額があったと思いました。

 6-1 品物を準備します。まれに手渡しが可能な場合もありますが、落札された時に慌て無い様に発送用の箱は準備しておきましょう。発送時のサイズ等を明確にしておくと入札する人も送料が分かるので落札される可能性が高くなります。

 6-2 動作確認や汚れ、スレ等問題点を確認します。問題があっても明確に説明してあれば後で問題に成ることは殆どないでしょう。次にセットに成っている物なら欠品が無いかどうか等を確認します。カメラならバッテリーやストラップ、取扱い説明書、ケーブル、付属のCD等です。本来何が付いているのか分からない場合は取扱い説明書に付属品が書かれていますのでそれをみて確認します。みすごしがちなのがアイピースカップやターミナルやシューカバーの欠品ですね。バッテリーの持ち等も確認しておくと良いと思います。以上をまとめて説明分を作ります。説明分には対応出来る発送方法や送金方法等を書いておくと良いと思います。出品時に書いても良いのですが事前に作っておくほうが作業の流れがスムーズです。他の人の出品物を参考にしてもよいですね。簡単にしか説明していない人から確りと説明している人まで色々です。

 6-3 出品物の写真を撮ります。私の場合は出来るだけスレや傷等欠点が分かるように撮影しています。もちろんそうすれば入札数も減りますし値段も上がりませんが後々のトラブルも避けられます。他の出品者の中には、欠点が分からない様に撮影したりごまかしたりしている人もいますが、落札された後で揉める事も多い様子です。お勧めはしませんが、そこまでしても高値で売りたい人はどうぞ。写真の大きさはファイルの容量で制限されていますが、ほぼ640x480程度のJpeg画像なら問題有りません。基本は三枚掲載できますので、全体と細部、残りの一枚で問題が有る所等使い分けると良いと思います。

 6-4 説明文と写真が揃ったらいよいよ出品です。出品物のカテゴリーを選びます。最初のうちは一寸分かり難いですが、同じ品物や似た様な品物が出品されていますので、そういう品物を探してカテゴリーを決めましょう。当然ですが、たとえばデジタル一眼レフをコンパクトカメラのカテゴリーに出品すれば、落札される可能性も値段が上がる可能性も低くなります。
 次に値段の設定ですが、慣れるまではそれ程高価な物ではなくて低額な物を出品して見て希望価格より多少低めに設定しておくのが良いと思います。ヤフーの場合、今まで同じ品物が過去幾らで位で落札されていたのか、今現在幾ら位で出品されているのかを検索することが出来ます。安い値段で出品すると注目度が上がって沢山の人が入札に参加して思わぬ高値が付いたり、今までの落札価格に近い値段で出品すると注目度が上がらずに結局そのままの値段で落札されてしまったりと色々ですので慣れてきたら作戦を立てましょう。自動的に再出品したり、再出品毎に出品する値段を下げる様に設定したりなど、最近は機能も充実してきていますので、初めて出品する時は説明をよく読んで設定しましょう。設定が終わったら確認画面を見て出品です。

 6-5 出品作業が終わりましたら、オークションの画面から出品中を見てみましょう。出品した品物に興味を持ってウオッチリストに入れている人の数、入札数、オークション終了までの残り時間等が分かります。また、出品物の画面を見ると興味を持ってアクセスした人の数等も分かります。出品期間中には質問をされる場合もありますので、出来たら一日に一回程度は確認して出来るだけ質問には迅速に答えましょう。

 6-6-1 終了時間までに入札者がいないと落札されずに終了します。落札されなかった場合は簡単に再出品が出来ます。その際には、タイトルを検索されやすい物にする、値段を下げてみる等工夫をすると落札される可能性が上がります。自動再出品やその際に自動的に値段を下げる機能も有りますが、なれるまでは手動でやった方が良いと思います。

 6-6-2 終了時間までに誰かが入札を行うと一番高値の人が落札してくれます。オークションの自動延長を設定していると最初に設定した時間よりも終了が遅れる場合があります。落札者がいる場合は出来るだけ早く取引連絡を通して取引条件を連絡しましょう。内容は自分の住所氏名連絡先の電話番号ですが、送料が決まっている場合は送金先の口座番号まで最初に連絡してくる人もいます。

 6-6-3 相手の方と連絡が取れたら、入金を確認して品物の梱包と発送、ヤフーオークション上で相手の方の評価等をして終わりです。送った品物に問題が無ければ相手の方も評価をしてくれます。システム利用料はプレミアム会員の会費と一緒に引き落とされます。

 6-7 世の中に変わった人がいる様にオークションの世界にも変わった人がいます。ノークレームノーリターンのジャンク品に、XXが壊れているとクレームをつけてきて返品を要求してくる人もいます。即決価格で落札して、それから自分の欲しい物とは違っていたと気が付いていきなり悪いの評価を付けてキャンセルしてくる人もいます。今まで10年以上もネット上で取引をしてきましたが稀にそういった嫌な思いをする事も有りました。しかし、ほとんどの人は良い人なので何か問題が起きてもこちらが誠意をもって対応していれば何とか解決が出来ます。

 機材の処分方法は色々と有りますが、私が実際にやっている方法や他の方にアドバイスしている方法をまとめてみました。何かのお役にたてるでしょうか。

MINETER TELEPHOTO LENS 1:4.5 f=200 TOKYO KOKI CO, LTD.

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 今日掲載のレンズは MINETER TELEPHOTO LENS 1:4.5 f=200 TOKYO KOKI CO, LTD. です。今では誰もが普通に使える焦点距離ですが、200mmは超望遠と呼ばれていたそんな頃のレンズです。

 専用フードが付いていますが無いよりはまし、短くて飾りかレンズ先端の保護程度の役目しかしません。このレンズはヤシカにも供給されたレンズですね。ヤシカが採用するだけだけの実力があるって事なんでしょう。

 手持ちのマイネタール三本を並べて見ました。左側は MINETER TELEPHOTO LENS 1:2.8 f=135 TOKYO KOKI CO, LTD. ですでにご紹介しています。200mmとは大分デザインが違っていますね。右端のデザインが似ている方は135mm/3.5です。マウントは三本とも違っていますがねじ込み式になっていて簡単に交換が出来ます。200mmはF値が4.5と一寸暗いのですがそれが幸いしてか非常に細身で軽くできています。長さの方は焦点距離が200mmなので仕方がないですね。

MINETER TELEPHOTO LENS 1:4.5 f=200 TOKYO KOKI CO, LTD. (1)

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 α99に MINETER TELEPHOTO LENS 1:4.5 f=200 TOKYO KOKI CO, LTD. を取り付けて開放で遠景から中景、近景を撮影した結果です。まだテスト撮影の時の条件で電子先幕をオフに設定していないので一部の写真で画面上部に斑が出て仕舞いました。開放F値が暗いレンズですが、それでも開放だと多少甘い優しい描写に成ってしまいます。絵柄にもよりますがソフトで多少弄る程度で十分使えますね。また、甘い柔らかい描写をうまく利用するのも面白いと思います。逆光の影響も現れているので実際に使う時には専用フードでは無くもっと長いフードで使わなくては。

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