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CANON MACRO LENS FD 100mm 1:4

 ここしばらくの間あまり寄れないデッケルレンズを中心に使っていましたのでストレスが溜まったのかも知れません。その反動と言う事で、今日掲載のレンズは CANON MACRO LENS FD 100mm 1:4 です。レンズにはFDと記載されていますが New FD と呼ばれるタイプのレンズですね。

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 レンズ単体で1:2までの倍率で撮影できるハーフマクロレンズです。鏡筒には専用のエクステンションリングを取り付けた場合の撮影倍率も記載されています。

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 マニュアルフォーカスからオートフォーカスに変わるときにマウントを大きく変えたメーカーではレンズの互換性が無くなり、そのために古いタイプのレンズは当時のフィルムカメラでしか使えなくなってしまいました。その結果古いタイプのレンズはデジタルの時代になってからはお手軽な値段で状態の良い物が手に入る様に成りました。特に単焦点レンズはマニュアルレンズの末期の頃には殆ど完成の域に達していたので描写についてはの好みの差はあるのでしょうけれど悪いレンズは殆どありません。その後ミラーレスが発売されてこういった古いタイプのレンズも多少は人気が出ましたが、APS-Cではオリジナルの画角で使う事が出来ないので、超人気レンズは別としてそれ程高価と言う訳ではありませんでした。ですが昨年末に発売されたα7に取り付けるとレンズ本来の画角で使えるので楽しくちょい古レンズ遊びをすることが出来るようになりました。でも、その影響でしょうか、レンズの価格も多少上昇気味です。


CANON MACRO LENS FD 100mm 1:4 (1)

 α7にCANON MACRO LENS FD 100mm 1:4 を取り付けて開放で遠景から中景、近景を撮影した結果です。等倍で見れば粗も見えてしましますが、F値も4と控えめなので概ね開放からほぼ十分な性能が出ていると思います。A3程度なら十分使えますね。

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CANON MACRO LENS FD 100mm 1:4 (2)

 α7にCANON MACRO LENS FD 100mm 1:4 を取り付けてF8まで絞り込んで遠景から中景、近景を撮影した結果です。このレンズも優秀なレンズは面白くないと言う典型的な例でしょうか。特に素晴らしい描写だとかそういう評判はありませんが、開放から確りと写りますし、絞り込めば更に解像感も増して文句はありません。コストパフォーマンスの良いマクロレンズが欲しい人には丁度良いと思います。

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CANON MACRO LENS FD 100mm 1:4 (3)

 α7にCANON MACRO LENS FD 100mm 1:4 を取り付けて開放で最近接を撮影した結果です。ハーフマクロとは言え寄りたい時にスっと寄れるのは気分が良いですね。実際の撮影ではここまで寄ることは私の場合殆どないんですけれど。開放からキレが有ってボケも素直だし言う事無しだと思うのですが、なぜかそれ程人気が無いレンズです。New FDになってから外観が貧相になってしまったのが原因かも知れません。

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MINETER TELEPHOTO LENS 1:2.8 f=135 TOKYO KOKI CO, LTD.

 今日掲載のレンズはMINETER TELEPHOTO LENS 1:2.8 f=135 TOKYO KOKI CO, LTD. です。英語風にミネターと発音するのかと思っていたんですが、実際にこのレンズが売られていた時代はドイツ語風に発音してマイネタールと言う名前で呼ばれていました。みなと商会という所がマイネッテという名前で写真用品を扱っていた記憶が有るのですが、何か関係があったのでしょうか。トウキョウコウキの方は現在のトキナーの元になった会社だそうです。レンズに関しては優秀な様子で当時のヤシカにも供給していたとの事でです。そのうちご紹介する積りでおりますが、200mm/F4.5は外観がそっくりなレンズが両ブランドで存在する様子です。かなり後年までこのレンズの様な実絞りのマウント交換式のレンズを製造していたとの事ですが、カメラが高価でモデルチェンジも頻繁ではなかった時代にはそれなりに需要が有ったんでしょうね。レンズ本体が丁度Tマウントの様にねじが切ってあって対応する各社のマウントをねじ込んで使います。ただしTマウントとは互換性はありません。現在の手持ちのレンズは他にも135mm F3.5と200mm F4.5、マウントもM42、ニコン、コニカARの三種類が集まってしまいました。

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MINETER TELEPHOTO LENS 1:2.8 f=135 TOKYO KOKI CO, LTD. (1)

 α99にMINETER TELEPHOTO LENS 1:2.8 f=135 TOKYO KOKI CO, LTD. を取り付けて開放で遠景から中景、近景を撮影した結果です。色収差が出ている所があったり四枚目の様に逆光に弱かったりと問題は有りそうですが描写としては好みな感じです。解像感はそれ程ありませんので多少の補正はした方が良い結果になると思います。ボケも二枚目の左側の様に汚く成る距離もあるので注意は必要ですが概ね良い感じに思えます。

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MINETER TELEPHOTO LENS 1:2.8 f=135 TOKYO KOKI CO, LTD. (2)

 α99にMINETER TELEPHOTO LENS 1:2.8 f=135 TOKYO KOKI CO, LTD. を取り付けてF8まで絞り込んで遠景から中景、近景を撮影した結果です。絞り込んでやっても良く見ると色収差が残っている所もあったりますが全体的にはボケもキレになったり解像感も増して良い感じになると思います。ただし、逆光にかんしては確りとハレきりをしてやらないとだめな様子ですね。

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MINETER TELEPHOTO LENS 1:2.8 f=135 TOKYO KOKI CO, LTD. (3)

 α99にMINETER TELEPHOTO LENS 1:2.8 f=135 TOKYO KOKI CO, LTD. を取り付けて開放で最近接を撮影した結果です。 最短撮影距離が1.8m弱とあまり寄れません。また色収差の影響で状況によっては黒にしまりが無くなる事もあります。ボケに関しても多少気を遣う必要がありそうですね。

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MINETER TELEPHOTO LENS 1:2.8 f=135 TOKYO KOKI CO, LTD. (4)

 α99にMINETER TELEPHOTO LENS 1:2.8 f=135 TOKYO KOKI CO, LTD. を取り付けてF8まで絞り込んで最近接を撮影した結果です。このレンズの最大の特徴と言えば15枚の羽根で構成される絞りで、絞り込んでいってもほぼ真円を維持しています。ですから点光源のボケの形はF8でも綺麗です。この特徴だけでももう手放す事は出来ませんね。一般的に偶数枚の絞り羽を持つレンズはその枚数と同じ数の光芒が出ます。また奇数枚の場合は絞り羽の倍の数の光芒がでます。このレンズの場合は30本の光芒が出るのでしょうか。一寸派手な絵柄になりそうですね。今後是非テストして見ようと思います。

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PENTACON auto 2.8/100 MADE IN G.D.R

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  今日掲載のレンズは PENTACON auto 2.8/100 MADE IN G.D.R です。ペンタコンに関しては情報はネット上に沢山ありますので今更感が強いですね。このレンズはエキザクタマウントなんです。昔は汎用性の高いM42マウントの方が人気がありましたが最近ではミラーレスとそのアダプターが出てきたおかげでエキザクタマウントでも手軽につかえる様になりました。なのでマウントの違いでそれ程人気の差が有るようには感じられません。

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 ご覧の様に使いこまれたレンズなんですが幸いな事にレンズの状態は良いので撮影結果は期待できそうです。手に入れた頃はミラーレス等影も形も無い頃でしたので自作のアダプターでニコンに取り付けて近接からマクロ用に使ってしました。

PENTACON auto 2.8/100 MADE IN G.D.R (1)

 α7に PENTACON auto 2.8/100 MADE IN G.D.R を取り付けて開放で遠景から中景、近景を撮影した結果です。ファインダーを覗いた瞬間に何と無くですがスッキリした印象が有るレンズとなんだかなあと感じるレンズが有りますが、このレンズは前者ですね。開放から確りした絵が撮れると思いましたが予感は当たっていました。二枚目にこのレンズの特徴が出ているんですが一寸分かり難いので後程分かり易い作例を。

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PENTACON auto 2.8/100 MADE IN G.D.R (2)

 α7に PENTACON auto 2.8/100 MADE IN G.D.R を取り付けてF8まで絞り込んで遠景から中景、近景を撮影した結果です。開放から安心して使えるレンズなので絞り込んでも問題無さそうですね。逆光にもそれ程弱くは無さそうです。高価なレンズではありませんが、同じPENTACO auto のM42マウント135mmはよく見かけるんですがこの100mmはあまり見かけないですね。

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PENTACON auto 2.8/100 MADE IN G.D.R (3)

 α7に PENTACON auto 2.8/100 MADE IN G.D.R を取り付けて開放で最近接を撮影した結果です。 最短撮影距離は1.1m弱とまあまあと言ったところでしょうか。実はこのレンズにはあまり期待をしていなくて長い間放置してあったんですが今回初めて使ってみて案外性能が良いので驚きました。ただしこのレンズの最大の特徴と言うか最大の欠点と言うのか、三枚目の作例に有るようにボケが見事な正六角形に成って仕舞うんです。絞り込むとカクカクの絞りの形に成るレンズは結構あるんですが、このレンズは開放でも絞り羽が引っ込みきらずに見事な六角形なんです。でもその割にはボケ方も悪くないのが不思議ですね。もちろん点光源は除いてですけれど。

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PENTACON auto 2.8/100 MADE IN G.D.R (4)

 α7に PENTACON auto 2.8/100 MADE IN G.D.R を取り付けてF8まで絞り込んで最近接を撮影した結果です。絞り込んでも安心してつかえますね。このレンズには絞り込みボタンが有るので、私の様な一つのシーンで開放で撮影した後に絞り込んでも撮影をするような場合は非常に便利です。エキザクタマウントのレンズはレンズに付いているシャッタボタンと連動して絞り込まれるレンズもあって使い方、撮影スタイルによっては意外と便利に使えます。

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ENNA Munchen Tele-Ennalyt 1:2.8/135mm

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 今日掲載のレンズは ENNA Munchen Tele-Ennalyt 1:2.8/135mm です。以前 可愛い怪獣の様な でご紹介したレンズと同じ名前ですがこのレンズはエキザクタマウントのレンズです。ちなみ 頭にリボンを付けた でご紹介したレンズもEnnaの製品です。

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 開放F値の割には小柄でスマートなレンズですね。ゼブラ模様が格好良いレンズですが一寸使いにくい面もあります。現在の様な直進ヘリコイドではないので前玉部分がヘリコイドの前後と共に回転してしまいます。PLフィルターを使うときは先に距離を合わせてから調整をしないといけません。逆にすると折角合わせたPLフィルターの角度がずれてしまいます。また前玉側に付いている絞りの表示も回転してしまいますので裏と表の二か所についています。また、油断すると絞りを変えようとするとピントがずれて仕舞ったりもします。


ENNA Munchen Tele-Ennalyt 1:2.8/135mm (1)

 α7に ENNA Munchen Tele-Ennalyt 1:2.8/135mm を取り付けて開放で遠景から中景、近景を撮影した結果です。ファインダーを覗いた瞬間の印象はやはり古レンズ系の柔らかい優しい描写だなあと思いました。撮影の結果も開放では微妙に収差が残っていたりフレアーが出たりしています。ただし、嫌みな感じ有りません。この時代は解像感と収差やフレアーのバランスを取るのが難しかった様子ですがそれなりにまとまりが良い感じがします。明るさの割に細身のレンズなので口径蝕の様子が分かるような作例を最後に載せておきました。また、四枚目にはぐるぐるボケの兆候もみえますね。

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ENNA Munchen Tele-Ennalyt 1:2.8/135mm (2)

 α7に ENNA Munchen Tele-Ennalyt 1:2.8/135mm を取り付けてF8まで絞り込んで遠景から中景、近景を撮影した結果です。絞り込んでやるとフレアーは消えますが色収差は完全には消えていません。この手のレンズとしては一寸少なめの十枚の絞り羽ですがボケの形は比較的良く円形を保っていると思います。

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ENNA Munchen Tele-Ennalyt 1:2.8/135mm (3)

 α7に ENNA Munchen Tele-Ennalyt 1:2.8/135mm を取り付けて開放で最近接を撮影した結果です。 最短撮影距離は1.5m弱とこの時代としてはあまあと言ったところでしょうか。単体でもう少し寄れるとよいのですが接写リングを一組持ち歩けば対応は出来そうです。肝心の描写ですが、ボケの崩れ方も素直ですし質感の描写も良い感じがします。逆光には弱いですがその点さえ気を付ければあとは気楽に使えそうです。

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ENNA Munchen Tele-Ennalyt 1:2.8/135mm (4)

 α7に ENNA Munchen Tele-Ennalyt 1:2.8/135mm を取り付けてF8まで絞り込んで最近接を撮影した結果です。絞り込んで行くと解像感も良くなっていくので背景の状態だけを考えて絞り値を決めれば良さそうです。使い勝手の良くないレンズですが描写が好みなのでまた手放せないレンズが増えてしまいました。こういうレンズこそ気楽に使いたいのでα7のISOオート設定に限界SS設定が無いのが非常に不便で仕方が有りません。今までNEXの時代からアンケート等に再三再四書いてきたのですがいつに成ったら実現することやら。フジのX-T1にスピードブースターを組み合わせて使うのが良さそうなので、早く対応してくれないとそっちに移行しちゃいますよ、ソニーさん。

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最近我が家に Nikon 80-200mm f/2.8 AF-D NIKKOR ED (New)

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 最近ご縁があって我が家にやってきたレンズ Nikon 80-200mm f/2.8 AF-D NIKKOR ED (New) です。オークションやお店に居るのに無理やりご縁を作って仕舞うのは毎度の事なんですが、このレンズはいただき物です。奥に写っているのは Nikon 80-200mm f/2.8 AF です。ちなみに奥のレンズですが、すでにご紹介したと思っていたんですがまだだったんですね。
 ニコンの80-200mmのズームレンズは初代の80-200/4.5 初期のレンズでさえ からずっと銘レンズと言われています。その後正真正銘の銘玉 80-200/4や 初期のレンズでさえ 、隠れた銘玉 E 70-210/4 阿部さんの親戚を 等も発売されました。1982年に マニュアルフォーカスの 80-200mm f/2.8 AI-s が開放F値2.8の初代として発売されました。その後1988年にAF化されたレンズとして後ろのレンズが発売されています。更に1993年多少の塗装の変更とフードがねじ込みからバヨネットに変更された程度で外観は殆ど同じ形の Dタイプの 80-200mm f/2.8 AF-D が後に続いています。

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 上の写真の名板を見ていただきたいのですが一寸変ですね。Nikon 80-200mm f/2.8 AF-D NIKKOR ED と書かれていますが、後ろのレンズとは似ても似つかない形状をしています。この辺がニコンのややこしいところで、今まで一緒だったピントリングとフォーカスリングを其々独立させ、フォーカススピードを改善し、更に固定式の三脚座も装着して外観がかなり異なったレンズを1997年に発売したんですがレンズに書かれている名前は前の物と全く同じなんです。ですからこのレンズを語る場合は前のレンズと区別するために(New) としています。現在のカタログにも(New) と記載されていますね。

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 このレンズの後には、Nikon 80-200mm f/2.8 AF-S、Nikon 70-200mm f/2.8 VR、そして現行品の Nikon 70-200mm VR II AF-S G ED NIKKOR、また小型軽量のために開放F値が4のシリーズが復活した Nikon 70-200mm f/4 G FX VR ED AF-S NIKKOR が順次発売されています。ですから当然このレンズはとうの昔にディスコンになってるのが当たり前と考えられるんですが、なぜか今でも現行品としてカタログに載り販売されています。1997年の発売以来長期間生産されつづけているのでこのシリーズ最高の累計28万本以上も生産されています。
 ニコンのレンズの場合計測器等に使われる事が多いのでその関係なのでしょうか。電子化されている部分が少ないので壊れにくいので採用されるのでしょうか。未だにマニュアルフォーカスのAi-Sタイプのレンズやこのレンズと同じDタイプのレンズを生産し続けていますね。
 最近のAF-Sレンズには及ばないものの初代AFレンズより格段にフォーカススピードが上がっていますので使うのが楽しみなレンズです。ただし、露光間ズーム等はフォーカスリングとピントリングが一体の旧型レンズの方が使い易そうな気もします。レンズを減らそうと努力しているんですがこのレンズは当分併用して様子を見ないといけませんね。

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