α99にMINETER TELEPHOTO LENS 1:2.8 f=135 TOKYO KOKI CO, LTD. を取り付けて開放で遠景から中景、近景を撮影した結果です。色収差が出ている所があったり四枚目の様に逆光に弱かったりと問題は有りそうですが描写としては好みな感じです。解像感はそれ程ありませんので多少の補正はした方が良い結果になると思います。ボケも二枚目の左側の様に汚く成る距離もあるので注意は必要ですが概ね良い感じに思えます。
α99にMINETER TELEPHOTO LENS 1:2.8 f=135 TOKYO KOKI CO, LTD. を取り付けてF8まで絞り込んで遠景から中景、近景を撮影した結果です。絞り込んでやっても良く見ると色収差が残っている所もあったりますが全体的にはボケもキレになったり解像感も増して良い感じになると思います。ただし、逆光にかんしては確りとハレきりをしてやらないとだめな様子ですね。
α99にMINETER TELEPHOTO LENS 1:2.8 f=135 TOKYO KOKI CO, LTD. を取り付けてF8まで絞り込んで最近接を撮影した結果です。このレンズの最大の特徴と言えば15枚の羽根で構成される絞りで、絞り込んでいってもほぼ真円を維持しています。ですから点光源のボケの形はF8でも綺麗です。この特徴だけでももう手放す事は出来ませんね。一般的に偶数枚の絞り羽を持つレンズはその枚数と同じ数の光芒が出ます。また奇数枚の場合は絞り羽の倍の数の光芒がでます。このレンズの場合は30本の光芒が出るのでしょうか。一寸派手な絵柄になりそうですね。今後是非テストして見ようと思います。
今日掲載のレンズは PENTACON auto 2.8/100 MADE IN G.D.R です。ペンタコンに関しては情報はネット上に沢山ありますので今更感が強いですね。このレンズはエキザクタマウントなんです。昔は汎用性の高いM42マウントの方が人気がありましたが最近ではミラーレスとそのアダプターが出てきたおかげでエキザクタマウントでも手軽につかえる様になりました。なのでマウントの違いでそれ程人気の差が有るようには感じられません。
α7に PENTACON auto 2.8/100 MADE IN G.D.R を取り付けて開放で遠景から中景、近景を撮影した結果です。ファインダーを覗いた瞬間に何と無くですがスッキリした印象が有るレンズとなんだかなあと感じるレンズが有りますが、このレンズは前者ですね。開放から確りした絵が撮れると思いましたが予感は当たっていました。二枚目にこのレンズの特徴が出ているんですが一寸分かり難いので後程分かり易い作例を。
α7に PENTACON auto 2.8/100 MADE IN G.D.R を取り付けてF8まで絞り込んで遠景から中景、近景を撮影した結果です。開放から安心して使えるレンズなので絞り込んでも問題無さそうですね。逆光にもそれ程弱くは無さそうです。高価なレンズではありませんが、同じPENTACO auto のM42マウント135mmはよく見かけるんですがこの100mmはあまり見かけないですね。
α7に PENTACON auto 2.8/100 MADE IN G.D.R を取り付けて開放で最近接を撮影した結果です。 最短撮影距離は1.1m弱とまあまあと言ったところでしょうか。実はこのレンズにはあまり期待をしていなくて長い間放置してあったんですが今回初めて使ってみて案外性能が良いので驚きました。ただしこのレンズの最大の特徴と言うか最大の欠点と言うのか、三枚目の作例に有るようにボケが見事な正六角形に成って仕舞うんです。絞り込むとカクカクの絞りの形に成るレンズは結構あるんですが、このレンズは開放でも絞り羽が引っ込みきらずに見事な六角形なんです。でもその割にはボケ方も悪くないのが不思議ですね。もちろん点光源は除いてですけれど。
α7に PENTACON auto 2.8/100 MADE IN G.D.R を取り付けてF8まで絞り込んで最近接を撮影した結果です。絞り込んでも安心してつかえますね。このレンズには絞り込みボタンが有るので、私の様な一つのシーンで開放で撮影した後に絞り込んでも撮影をするような場合は非常に便利です。エキザクタマウントのレンズはレンズに付いているシャッタボタンと連動して絞り込まれるレンズもあって使い方、撮影スタイルによっては意外と便利に使えます。
上の写真の名板を見ていただきたいのですが一寸変ですね。Nikon 80-200mm f/2.8 AF-D NIKKOR ED と書かれていますが、後ろのレンズとは似ても似つかない形状をしています。この辺がニコンのややこしいところで、今まで一緒だったピントリングとフォーカスリングを其々独立させ、フォーカススピードを改善し、更に固定式の三脚座も装着して外観がかなり異なったレンズを1997年に発売したんですがレンズに書かれている名前は前の物と全く同じなんです。ですからこのレンズを語る場合は前のレンズと区別するために(New) としています。現在のカタログにも(New) と記載されていますね。
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このレンズの後には、Nikon 80-200mm f/2.8 AF-S、Nikon 70-200mm f/2.8 VR、そして現行品の Nikon 70-200mm VR II AF-S G ED NIKKOR、また小型軽量のために開放F値が4のシリーズが復活した Nikon 70-200mm f/4 G FX VR ED AF-S NIKKOR が順次発売されています。ですから当然このレンズはとうの昔にディスコンになってるのが当たり前と考えられるんですが、なぜか今でも現行品としてカタログに載り販売されています。1997年の発売以来長期間生産されつづけているのでこのシリーズ最高の累計28万本以上も生産されています。 ニコンのレンズの場合計測器等に使われる事が多いのでその関係なのでしょうか。電子化されている部分が少ないので壊れにくいので採用されるのでしょうか。未だにマニュアルフォーカスのAi-Sタイプのレンズやこのレンズと同じDタイプのレンズを生産し続けていますね。 最近のAF-Sレンズには及ばないものの初代AFレンズより格段にフォーカススピードが上がっていますので使うのが楽しみなレンズです。ただし、露光間ズーム等はフォーカスリングとピントリングが一体の旧型レンズの方が使い易そうな気もします。レンズを減らそうと努力しているんですがこのレンズは当分併用して様子を見ないといけませんね。