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Channel: 今日もなんだかちょっとピンぼけ
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COSINA 35-70MM 1:3.5-4.8 MC MACRO (2)

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 α7に COSINA 35-70MM 1:3.5-4.8 MC MACRO を取り付けて広角端F8まで絞り込んで遠景から中景、近景を撮影した結果です。順光での撮影なら問題なさそうですね。解像感もあがって周辺減光も改善されています。


COSINA 35-70MM 1:3.5-4.8 MC MACRO (3)

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 α7に COSINA 35-70MM 1:3.5-4.8 MC MACRO を取り付けて望遠端開放で遠景から中景、近景を撮影した結果です。開放からそれなりの解像感がありボケも汚くは感じられません。ハイライトの輪郭に一寸色が付いてしまったり周辺減光があったりしますがまあまあ使えますね。ただし、広角側でもそうなんですが、逆光には弱そうです。

COSINA 35-70MM 1:3.5-4.8 MC MACRO (4)

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 α7に COSINA 35-70MM 1:3.5-4.8 MC MACRO を取り付けて望遠端F8まで絞り込んで遠景から中景、近景を撮影した結果です。安価な古い標準ズームの望遠端ですが絞り込めば問題無く使えます。点光源が絞りの六角形の形になってしまったり、逆光に弱かったりするのは値段相応と言うところですが。

COSINA 35-70MM 1:3.5-4.8 MC MACRO (5)

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 α7に COSINA 35-70MM 1:3.5-4.8 MC MACRO を取り付けて広角端開放で最近接を撮影した結果です。最短撮影距離は40CmとMACROと呼ぶには長すぎます。一般的な35mmレンズと考えても長すぎますね。実際に使用してみると、ボケも汚くはなく解像感もありますし、寄れない事を除けば描写等は問題無いと思います。

COSINA 35-70MM 1:3.5-4.8 MC MACRO (6)

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 α7に COSINA 35-70MM 1:3.5-4.8 MC MACRO を取り付けて広角端F8まで絞り込んで最近接を撮影した結果です。逆光に弱いのは一般撮影と同じですね。それ以外は特にこれと言って弱点はなさそうです。

COSINA 35-70MM 1:3.5-4.8 MC MACRO (7)

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 α7に COSINA 35-70MM 1:3.5-4.8 MC MACRO を取り付けて望遠端開放で最近接を撮影した結果です。最短撮影距離は40Cm、約1:5程度の倍率ですから望遠端なら何とかMACROと呼んでも良いと思います。APS-Cで使用すると丁度手のひら程度の範囲が撮影出来ますのでMACROとして何とか使える範囲ですね。描写についてはボケも汚くなることは無く、解像感もそこそこあるので十分使える範囲だと思います。

COSINA 35-70MM 1:3.5-4.8 MC MACRO (8)

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 α7に COSINA 35-70MM 1:3.5-4.8 MC MACRO を取り付けて望遠端F8まで絞り込んで最近接を撮影した結果です。逆光に弱いのは古いレンズにはありがちですので、ほかには点光源のボケが六角形に成ってしまう事意外にこれと言って欠点はなさそうです。特に銘レンズと言う訳でもありませんので積極的に探して使う様なレンズではありませんが、安価なレンズですのでたまたま見つけてしまったら気軽に使うためのレンズとして手に入れても良いと思います。

Nikon Ai Micro-NIKKOR 55mm 1:3.5

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 今日掲載のレンズは Nikon Ai Micro-NIKKOR 55mm 1:3.5 です。以前 Carl Zeiss Jena Biometar 2.8/80 のところで一寸だけ書きましたが、まだご紹介していませんでした。

 かなり前に手に入れていて、最近は日常的に使うレンズだったのでとっくの昔にご紹介したものと勘違いしていました。ニコンの解像度を重視した設計のマイクロレンズで、明るくなってボケも柔らかくなった次世代のF値2.8の物とはレンズ構成や描写の性格が違う物です。

 レンズ単体では1:2まで、ニコンの接写リングPK-13と組み合わせると1:1の等倍撮影が可能です。レンズには撮影距離だけでなく、単体と接写リングを組み合わせた場合の両方の接写倍率まで刻印されていますね。

 普段使う場合はAPS-CのNEX-5NにEVFを取り付けて使っています。換算焦点距離が約80mmなので自分にとって一番使い易い画角になります。また、この状態だとEVFを上から覗けるので低い位置での撮影では非常に便利です。ですが、ロックが弱いので不用意にEVFの角度が変わらないように普段はパーマセルで固定してあります。
 ニコン用のアダプターは全く同じ物を二個持っているのですが、安物の悲しさ、個体差が大きくてこちらの方が相性が悪いレンズが多かったんです。そこでもう一つのアダプターと区別するために一寸派手な色を塗ってあります。現在は自分で調整してやって二個のアダプターに相性の差はほぼ無くなっています。ですが色を落とすのも面倒ですし、二個の区別にもなります。また、ちょっとしたアクセントにもなるのでその時のままにしてあります。


Nikon Ai Micro-NIKKOR 55mm 1:3.5 (1)

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 SONY α7に Nikon Ai Micro-NIKKOR 55mm 1:3.5 を取り付けて開放で遠景から中景、近景を撮影した結果です。当時のマクロ(ニコンではマイクロと呼びますが)レンズは近接からマクロ域で性能を発揮するように設計されていたそうなので、この辺の領域での画質はあまり期待出来そうもありませんでした。実際に撮影してみると特に問題無く使えますね。ただし、デジタルとの相性の問題でしょうか、周辺部分の画質が多少甘くなるような気がします。ですが、開放でピントが合っていない部分ですし、嫌な感じの描写ではないのでこれはこれで気に入っています。この問題については追試をしてみようと思っていますが、普段はAPS-Cで使っているので周辺の画質についてはあまり気になりません。

Nikon Ai Micro-NIKKOR 55mm 1:3.5 (2)

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 SONY α7に Nikon Ai Micro-NIKKOR 55mm 1:3.5 を取り付けてF8まで絞り込んで遠景から中景、近景を撮影した結果です。絞り込んでやれば全く問題のない描写ですね。十分遠景から使うことが出来ます。後継のF値2.8のものよりも敢えて解像力重視のこちらのレンズを選んでみるのも意味があると思います。

Nikon Ai Micro-NIKKOR 55mm 1:3.5 (3)

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 SONY α7に Nikon Ai Micro-NIKKOR 55mm 1:3.5 を取り付けて開放で最近接を撮影した結果です。最短撮影距離は約24Cmです。一般撮影用のレンズと違い撮影倍率が大きくなるマクロレンズの場合は、最短撮影距離よりもレンズ先端から被写体までの距離(ワーキングディスタンス)の方が重要ですね。特に50mm前後の焦点距離のマクロレンズではレンズ先端からかなり奥に引っ込んだ位置に前玉がありますので。このレンズの場合、1:2の撮影倍率の時は撮像素子面からレンズ先端までの長さが約13Cmですので、その分を引いてやるとワーキングディスタンスは約11cmになります。
 一般撮影の時に感じた周辺部の甘いさもそれほど強く感じません。開放から全体に十分な解像感があると思います。解像感の高いレンズは二線ボケの傾向が強くなる事が多いそうですが、このレンズでは特に強いという感じはありません。それでも背景の様子を確認しながら使うのは他のマクロレンズと同様ですね。 

Nikon Ai Micro-NIKKOR 55mm 1:3.5 (4)

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 SONY α7に Nikon Ai Micro-NIKKOR 55mm 1:3.5 を取り付けてF8まで絞り込んで最近接を撮影した結果です。解像感に付いては開放でも殆ど問題は感じられなかったので絞り込んでも全く問題はありません。また、ボケ味に関しても特に悪いという感じはありませんね。細長い物が背景にある時は気を使わなければいけないのはボケが美しいと言われている他のレンズでも同様です。フルサイズだと50mm前後のマクロレンズは扱い難いという方もいらっしゃいますが、そういう方は私がやっているようにAPS-Cと組み合わせると倍率の割にワーキングディスタンスが取れて扱い易くなると思います。

SIGMA-XQ MULTI-COATED 1:2.8 f=135mm SYSTEM FOCUEING

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 今日掲載のレンズは SIGMA-XQ MULTI-COATED 1:2.8 f=135mm SYSTEM FOCUEING です。この時代のレンズとしては結構がっりとしたボリュウムのあるレンズですね。マウントがCanon FDなので同時代の物だと思います。マウント交換式らしいのですが、確りとねじ止めされていて簡単には交換できない様子です。

 鏡筒には距離以外にも金銀赤で情報が書かれています。絞り値の表示がF5.6とF8を境に白から緑に変わっていますが、これが後で重要な意味を持ってきます。

 最短撮影距離が2m弱と一見あまり寄れないレンズですが、実はちょっとした仕掛けがあります。

 レンズ先端部分に補助ヘリコイドが付いていて前玉部分を繰り出す事が出来ます。これにより最短撮影距離よりも更に寄れるようになり、最大倍率1:3までのマクロ撮影が可能になります。一寸したアイデアですね。同じような機構を持つレンズは同時代のマキノンや韓国メーカーのOEMでシアーズからも発売されているので、この時代の流行だったのかも知れません。

SIGMA-XQ MULTI-COATED 1:2.8 f=135mm SYSTEM FOCUEING (1)

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 SONY α7に SIGMA-XQ MULTI-COATED 1:2.8 f=135mm SYSTEM FOCUEING を取り付けて開放で遠景から中景、近景を撮影した結果です。周辺減光も結構ありますし、エッジに色が付いたりします。ハイライトの周りにはパープルフリンジが出ていますし、微妙なハローも出ています。逆光にも弱くてコントラストが低下していますね。ボケも二線ボケの傾向が強いので綺麗ではありません。独特な柔らかい描写を使いたい時以外には開放では出番の無いレンズだと思います。

SIGMA-XQ MULTI-COATED 1:2.8 f=135mm SYSTEM FOCUEING (2)

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 SONY α7に SIGMA-XQ MULTI-COATED 1:2.8 f=135mm SYSTEM FOCUEING を取り付けてF8まで絞り込んで遠景から中景、近景を撮影した結果です。絞り込んでやれば開放に比べれば色々と改善はされますが、それでもあえて使いたいレンズでは無いレンズですね。


SIGMA-XQ MULTI-COATED 1:2.8 f=135mm SYSTEM FOCUEING (3)

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 SONY α7に SIGMA-XQ MULTI-COATED 1:2.8 f=135mm SYSTEM FOCUEING を取り付けて開放で最近接を撮影した結果です。最短撮影距離が長くメインのヘリコイドの操作だけでは寄れないので基本的には使い辛いレンズですね。開放は二線ボケの傾向がありますので背景には注意した方が良いと思います。良く言えば柔らかく甘い描写、悪く言えばキレの無い描写でしょうか。逆光にも弱いですね。

SIGMA-XQ MULTI-COATED 1:2.8 f=135mm SYSTEM FOCUEING (4)

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 SONY α7に SIGMA-XQ MULTI-COATED 1:2.8 f=135mm SYSTEM FOCUEING を取り付けてF8まで絞り込んで最近接を撮影した結果です。ボケの崩れ方も改善されて解像感も上がってきます。しかし、点光源に正六角形の絞りの形がはっきりと出てしまいます。ここまでの描写を総合するとやはり敢えて選ぶようなレンズではありませんね。
 元々はマキノンブランドの物やシアーズブランドの物を探しているうちにこのレンズに行き着いたんですが、なぜ敢えて選ぶようなレンズでは無い物を探したのかと言うと、それは明日のお楽しみと言う事で。

SIGMA-XQ MULTI-COATED 1:2.8 f=135mm SYSTEM FOCUEING (5)

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 ここまででは撮影結果の良くない古レンズなんですが、そんなレンズをわざわざシアーズやマキノン等の他のブランドの物まで含めて探して手に入れたのは、実はこの独特な描写のためだったんです。と言う訳で、SONY α7に SIGMA-XQ MULTI-COATED 1:2.8 f=135mm SYSTEM FOCUEING を取り付けて開放で最近接に設定して、更に補助ヘリコイドを最大に繰り出して1:3の倍率で撮影した結果です。普通に使っていても甘い柔らかい描写でしたがこの状態だとハイライトに盛大なフレアーが出てしまいます。もちろん図鑑や商品説明等には絶対に使えないダメな描写なんですが、このとんでもない描写を表現として使うとそれはそれで面白い写真になると思います。もちろん非常に好みの分かれるところではあるんですが。
 また、私は他のブランドの物は持っていないのですが、機構としては同じでも全く同じレンズではないのでシアーズとマキノンとでは撮影結果には微妙な違いがあるんだそうです。現在レンズダイエット期間中なんですが、このシグマのレンズを含めて三種類の写りの違いを確かめてみたくなると言う、悪い虫が騒ぎだしています。

SIGMA-XQ MULTI-COATED 1:2.8 f=135mm SYSTEM FOCUEING (6)

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 SONY α7に SIGMA-XQ MULTI-COATED 1:2.8 f=135mm SYSTEM FOCUEING を取り付けてF8まで絞り込んで最近接に設定して、更に補助ヘリコイドを最大に繰り出して1:3の倍率で撮影した結果です。最初に SIGMA-XQ MULTI-COATED 1:2.8 f=135mm SYSTEM FOCUEING でご紹介した時に「絞り値の表示がF5.6とF8を境に白から緑に変わっていますが」とご紹介していますが、どうもこの色が緑に変わっている絞り値で撮影しないとしゃっきりとした画像にはならない様子です。そういった意味で絞り値の色を変えてあるのではないかと推測していますが、残念ながらこれを裏付ける資料は今のところ見つかっていません。ちなみに、シアーズもマキノンも絞り値の色が途中で変わってはいませんのでシグマ製のだけの特徴です。

SIGMA-XQ MULTI-COATED 1:4 f=200mm SYSTEM FOCUEING

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 今日掲載のレンズは SIGMA-XQ MULTI-COATED 1:4 f=200mm SYSTEM FOCUEING です。前回ご紹介した SIGMA-XQ MULTI-COATED 1:2.8 f=135mm SYSTEM FOCUEING を探している途中で見つけたレンズです。

 キャップや専用のフードまで揃った状態で手に入れてることが出来ました。古いレンズの場合こういう付属品がそろっていなかったり純正品では無かったりすることが多いですね。実用上は問題ないのですが、付属品が純正品だと気分が良いです。リアキャップにはシグマの名が無いのですが多分純正品だと思います。

 

 135mmと同じ系統のレンズだと思うのですがマウントアダプターに互換性がなかったり、同じFDマウントなのに絞りの方向が逆だったりと、多少作られた時代に違いがあるのかも知れません。絞り値の色も135mm同様途中で変わってはいますが、色使いが一寸違っていますね。

 

 ピント合わせに付いては基本的な使い方は同じで、補助ヘリコイドを繰り出してやると1:3の倍率のマクロになるのも同じです。シグマの古いレンズはタムロンと違って古い時代の資料がないので細かい事が分かりません。

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