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Channel: 今日もなんだかちょっとピンぼけ
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MC BIOMETAR 2.8/120 CARL ZEISS JENA DDR (4)

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 α7に MC BIOMETAR 2.8/120 CARL ZEISS JENA DDR を取り付けてF8まで絞り込んで最近接を撮影した結果です。絞り込んでいくに従って解像感もあがって来ますし、ボケの崩れ方も素直になってきます。背景とのバランスを考えながら調整してやると良いと思います。66判用のレンズですので135判用のレンズよりは大きく重く太くなりますが、ピントリングが太い分微調整がやり易いと思います。金額的にもそれほど高価ではありませんがCARL ZEISSとは言え共産圏の東ドイツ時代のレンズですので、オソロシア製ほどでは無いにしても製品のバラつきが大きい様子で、状態の良い物を探すのが一寸大変かも知れませんね。


Carl Zeiss Jena Biometar 2.8/120

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 今日掲載の一寸どこかで見たような気がするレンズは Carl Zeiss Jena Biometar 2.8/120 です。Carl Zeiss Jena Biometar 2.8/80 と同一シリーズのレンズですね。このレンズのMC版は前回ご紹介しています。

 

 実はこちらのレンズは80mmと一緒に手に入れていたのでMCより先に持っていたのですが、撮影の都合で後回しになってしまいました。

 三本を並べて外観を比べてみると個人的には旧タイプのゼブラが格好良いと思います。

Carl Zeiss Jena Biometar 2.8/120 (1)

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 α7に Carl Zeiss Jena Biometar 2.8/120 を取り付けて開放で遠景から中景、近景を撮影した結果です。いつもの立体感をチェックする樹の描写は合格ですね。こういう描写は好きなんですが、開放での柔らかい甘い描写は好みの分かれるところだと思います。それでも画像処理ソフトで一寸弄れば実用の範囲だと思いますが、そもそもキッチリした描写が好きな人は最初からこういうレンズは選ばずに最新のレンズを手に入れた方が幸せに成れると思います。

Carl Zeiss Jena Biometar 2.8/120 (2)

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 α7に Carl Zeiss Jena Biometar 2.8/120 を取り付けてF8まで絞り込んで遠景から中景、近景を撮影した結果です。MCタイプと同じ様に絞り込めば安心して使えます。逆光に弱いのも同じですね。尤もこちらの方がMCタイプより弱くて当然なんですが。

Carl Zeiss Jena Biometar 2.8/120 (3)

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 α7に Carl Zeiss Jena Biometar 2.8/120 を取り付けて開放で最近接を撮影した結果です。最短撮影距離はMCと同じ1.3m弱。このシリーズのレンズは基本的な構造は変えずに、絞りやフォーカスリングの模様、コーティング等を変更して生産され続けたのだと思います。背景のボケに気をつけないといけませんが柔らかい優しい写りは素直で好ましいと思います。開放だとなぜかホワイトバランスが大暴れしますね。これは今後の検討事項です。

Carl Zeiss Jena Biometar 2.8/120 (4)

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 α7に Carl Zeiss Jena Biometar 2.8/120 を取り付けてF8まで絞り込んで最近接を撮影した結果です。絞り込んでやると解像感も増してきて、背景のボケもすっきりしてきます。逆光に弱いのもMCタイプと同じですね。 開放での描写と絞り込んだ時の描写の変化が面白く思える人にはお勧めのレンズですが、国産レンズや西ドイツ製のレンズほど品質が安定していないのが難点です。

KONIKA HEXANON AR 40mm F1.8

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 今日掲載のレンズはKONIKA HEXANON AR 40mm F1.8 です。海外のコダックやアグファ等のフィルムメーカーは自社のフィルムを売るために自社ブランドのカメラの生産や販売もしていました。日本ではフジフィルムや小西六(コニカ)等が同様にフィルムとカメラを生産販売していました。フィルムメーカーの作るカメラ(レンズ)は一寸バカにされている様なところもありますが、自社のフィルムの性能を引き出すために確りと作ってあるので案外良いレンズが多いですね。また、フィルム時代の絵作りのノウハウはデジタルの時代になっても生かされているようすで、フジフィルムなどはRAWで撮って苦労して現像するよりもJpegのフィルムシュミレーションで撮影した方が好みの画質になるという人も多いと思います。

 コニカの一眼レフ用レンズの代表作と言えばこの40/1.8を挙げる人も多いと思います。パンケーキタイプと言うジャンルのレンズなんですが、他社に比べてフランジバックの短いコニカのカメラ用なのでその分レンズの方が長くなってしまい、他社のパンケーキレンズに比べるとそれほど薄いとは感じられません。コニカの場合、この短いフランジバックを利用してアダプターを多種類用意して他社のレンズを自社のボディーに取り付けられる事を特徴として、他社のユーザーを取り込もうとしていた様子です。この作戦が上手くいったのかどうかはわかりませんが、デジタル時代の初期には短いフランジバックが災いして殆ど顧みられなかったレンズになってしまいました。最近はフランジバックが極端に短いミラーレスの登場で問題なく使えるようにはなりましたが、他のフルレンズと比べてみても使ってみようと言う人はそれほど多くは無い様子です。
 もちろんコニカのレンズでもMマウントのヘキサノンレンズの様に人気があって非常に高価になっているレンズもありますが、ARマウントについては比較的安価に手に入ります。その戦略が災いして でご紹介した様に以前はアダプターが無かったのでマウントを改造して使っていましたが、最近は安価なアダプターも手に入る様になったので気軽に使えるようになりました。

KONIKA HEXANON AR 40mm F1.8 (1)

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 α7に KONIKA HEXANON AR 40mm F1.8 を取り付けて開放で遠景から中景、近景を撮影した結果です。開放では全体にポヤンとした感じですね。嫌いな感じでは無いのですが、最近のレンズは開放から確りと解像感の出るものが多いので、それと比較してしまうと残念な感じは否めません。周辺減光も大きいですし、ハイライトの周りにも色々と難が出てきます。一段程度絞れば問題は気にならなくなりますので、特殊な撮影意図が無ければ一寸だけ絞って使ってやる方が良い結果が出ると思います。


KONIKA HEXANON AR 40mm F1.8 (2)

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 α7に KONIKA HEXANON AR 40mm F1.8 を取り付けてF8まで絞り込んで遠景から中景、近景を撮影した結果です。解像感も増して周辺減光も消え好ましい描写になってきました。40mmと言うと一寸中途半端な気もしますが、標準レンズは35mmフィルムの対角線である43.3mmとすべきなんて意見もあるので本来の意味での標準レンズに近いのかも知れませんね。他社のパンケーキレンズでも45mm等50mmよりも短い焦点距離になっている物が結構あります。このレンズはAPS-Cに取り付けると60mm相当の画角になるのでそんな使い方をしようと考えています。

KONIKA HEXANON AR 40mm F1.8 (3)

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 α7に KONIKA HEXANON AR 40mm F1.8 を取り付けて開放で最近接を撮影した結果です。最短撮影距離は45Cm弱と一般的な値です。前ボケは素直な感じですが後ボケは注意していないと二線ボケになる事もありそうですね。柔らかい描写ですが解像感もそれなりにあるので使い易そうです。

KONIKA HEXANON AR 40mm F1.8 (4)

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 α7に KONIKA HEXANON AR 40mm F1.8 を取り付けてF8まで絞り込んで最近接を撮影した結果です。絞り込んでやれば問題の無くなるレンズですね。絞りの枚数は六枚で見事な正六角形ですので点光源も六角形です。色乗りも良いレンズですので気軽にヘキサノンを使ってみたい人ならそれほど高価でもないので一度試してみる価値はあると思います。ただし、ヘキサノンは嵌ってしまうと桁違いに高価なMマウント用を揃えたくなるのでご注意を。

KONIKA HEXANON AR 40mm F1.8 (5)

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 α7に KONIKA HEXANON AR 40mm F1.8 を取り付けて色々と撮影した結果です。CGで作成された宇宙の画像でも、本来はでないフレアーやゴーストを効果として使っています。また、映画等でも砂漠や海岸、高山等でわざわざフレアーやゴーストが出る様にして強い日差しを表現していたりもします。最新のレンズではこういった現象が起こりにくくなっていますが、フルレンズだと簡単に出たりします。効果として使うとそれなりに面白い絵作りが出来るかも知れませんね。ただし、画面の中に直接太陽を映しこむという事は、虫眼鏡で太陽の光を集めて火をおこすのと同じ事です。OVFの場合は目を、EVFの場合は撮像素子を痛めてしまう可能性がありますので、慎重に行いましょう。

CANON LENS 100mm f:3.5

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 以前 CANON LENS 100mm f:3.5 でご紹介しているですが、その時のレンズはあまり状態が良くはありませんでした。今回新しく手に入れたんですが、このレンズも古いキャノンのレンズなので曇りが出ています。でも周辺部の一部なので何とか使えそうです。前回よりは多少はましな状態ですかね。 

 前回と今回の大きな違いは、当時はアダプターを重ねて無理やりニコンに取り付けていたのでフランジバックの違いからマクロ的な使い方しかできませんでした。今回はフランジバックの短いEマウントにフランジバックが正しく出ているアダプターを使っての装着ですので遠景の作例も撮影することが出来ました。

 前回のレンズは大分前に処分しています。α7を手に入れてから小型のシステムを組むためにまた同じ型番のレンズを手に入れて仕舞いました。レンズの状態は完ぺきではないのですが、専用のフードやフロントキャップ、リアのキャップ、キヤノン純正のY1フィルター等が一式揃っていたので良いかなあ~程度の気持ちです。この時代のレンズで完ぺきな状態を保っているものはあるのでしょうか。例えあったとしてもかなり高価になってしまうと思います。

CANON LENS 100mm f:3.5 (1)

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 α7に CANON LENS 100mm f:3.5 を取り付けて開放で遠景から中景、近景を撮影した結果です。F値が3.5と暗いレンズなので大丈夫ではないかと思っていたのですが、一枚目の様に被写体によっては周辺減光が目立ちますね。カラーについてはあまり考えていない時代のレンズだと思いますが、順光では色乗りも良いと思います。専用のフードを取り付けての撮影ですが、四枚目の様に逆光の影響が結構強くでるので、確りしたハレキリが必要だと思います。

CANON LENS 100mm f:3.5 (2)

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 α7 CANON LENS 100mm f:3.5 を取り付けてF8まで絞り込んで遠景から中景、近景を撮影した結果です。周辺減光は問題なくなりました。逆光の影響も大分良くなった気がしますが、三脚に固定して撮影しても撮影するするタイミングによって太陽の位置が変わって仕舞って撮影結果が大きく変わる時があります。まして撮影範囲が安定しない手持ち撮影だと効果を確認するのは難しいですね。


CANON LENS 100mm f:3.5 (3)

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 α7に CANON LENS 100mm f:3.5 を取り付けて開放で最近接を撮影した結果です。最短撮影距離は3.5feet弱、105Cm弱とあまり寄れません。L、Mマウント全般に近接撮影には弱いですね。最近ではこの欠点を補うためにヘリコイドが内蔵されていて、ヘリコイド分だけ更にに繰り出せるように工夫がされているアダプターもあります。しかし、このタイプのアダプターは確り作ってあるものは高価ですし、多少安い物もあるにはあるのですが、どうも精度が今一だったり使い勝手が悪かったりしている様子です。私はLマウントはLマウント接写リングを、MマウントはEマウント側に接写リングを使用して最近接距離を短くしています。

CANON LENS 100mm f:3.5 (4)

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 α7に CANON LENS 100mm f:3.5 を取り付けてF8まで絞り込んで最近接を撮影した結果です。以前のレンズでテストした時と同様に寄って行っても結構使えます。15枚の羽で構成される真円絞りですので点光源のボケの形も綺麗です。ハレキリ等に注意するのは現代のレンズでも同じですね。接写リングを使ったりする手間がありますが、セカセカせずにのんびりと撮影する人には向いていると思います。システム全体の容量を減らしてコンパクトに軽量に纏められるのがL、Mマウントのレンズを使う利点だと思います。

COSINA 35-70MM 1:3.5-4.8 MC MACRO (7)

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 α7に COSINA 35-70MM 1:3.5-4.8 MC MACRO (7)

COSINA 35-70MM 1:3.5-4.8 MC MACRO

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 今日掲載のレンズは COSINA 35-70MM 1:3.5-4.8 MC MACRO です。1980年頃のレンズらしいですね。特に有名なレンズ、銘レンズと言う訳では無くて、当時の安価な標準ズームです。

 

 MACROと書かれているので他の標準ズームよりは多少は寄れるような機構になっているんだと思います。ボディーとレンズ数本が一組で売られていて、その中に欲しいレンズがあったので纏めて購入しました。謂わばおまけで付いて来たようなレンズなんです。以前同じレンズで外観の良くない物を持っていたんですが、その時はペンタックスのist DS2でテストして良い感じがしました。そのままご紹介しないうちにレンズ自体は処分してしまった様子です。どうも記憶が曖昧で。昨年パソコンがクラッシュした時に準備していたデータがすべて無くなってしまったので、ご紹介しようと準備だけはしてあったのかも知れません。今回はレンズが新しい物に変わったのでフルサイズでテストしてみました。APS-Cに取り付けると標準から中望遠まで使えて一応マクロモードもあるので、自分には丁度良い使い易い画角のズームレンズになります。

COSINA 35-70MM 1:3.5-4.8 MC MACRO (1)

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 α7に COSINA 35-70MM 1:3.5-4.8 MC MACRO を取り付けて広角端開放で遠景から中景、近景を撮影した結果です。常用レンズとして使用する人も多い画角ですが、開放でもそこそこの解像感があり結構使えると思います。樽型の歪があるのと、被写体によっては周辺減光が目立つので、その点については撮影時に注意が必要ですね。

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