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Channel: 今日もなんだかちょっとピンぼけ
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VOIGTRÄNDER COLOR-SKOPAR X 1:2.8/50 (3)

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 SONY α7に VOIGTRÄNDER COLOR-SKOPAR X 1:2.8/50 を取り付けて開放で最近接を撮影した結果です。最短撮影距離は約1mと長いですね。一般的に古いレンズは最短撮影距離が長めですが、デッケルマウントは構造が原因してか特に最短撮影距離の長いレンズが多いと思います。また、同じ銘柄のレンズでも製造時期によって最短撮影距離がちがう物があるレンズもあって、セプトン等は後期型の最短撮影距離の短い物の方が人気があり高価で売買されています。また、最近はアダプターにヘリコイドを内蔵した物あがあり、ライカMマウントのレンズ等はレンズ自体の最短撮影距離よりも更に寄って撮影することが可能になっています。ですが、残念ながら今のところデッケルマウントにはヘリコイド内蔵タイプは無い様子です。裏ワザとして、薄型のM42やL39のアダプターと変換リング、M42のヘリコイド等を組み合わせてレンズを装着することでレンズの繰り出し量を増やす方法があります。私も実際の撮影ではこの方法で最短撮影距離を短くしています。
 最近接でも私の気に入った柔らかい良い描写をします。ただし、ボケに付いては一般撮影以上に注意が必要ですね。周辺部では口径蝕の影響で点光源の形も崩れてきますのであまり好ましく無い場合もあると思います。撮影時にはつい主役に夢中になってしまいますが、一寸だけ背景にも気を使った方が良い結果につながると思います。


VOIGTRÄNDER COLOR-SKOPAR X 1:2.8/50 (4)

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 SONY α7に VOIGTRÄNDER COLOR-SKOPAR X 1:2.8/50 を取り付けてF8まで絞り込んで最近接を撮影した結果です。撮影条件としてはあまり好ましくは無いのですが、そんな状態でも色乗りが良い描写をするレンズです。現在は日本のコシナがフォクトレンダーのブランド名を使っていますが、コシナのレンズも同様に色乗りの良い透明感のある描写をしますね。

smc PENTAX-M ZOOM 1:4 75-150mm

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  今日掲載のレンズは smc PENTAX-M ZOOM 1:4 75-150mm です。この時代のズームレンズとしては定番の焦点距離だった様子で、今までも 20Aと20AB レンズの実力を 隠れた銘玉も黴には ジャンクのレンズですが MINOLTA MD ZOOM 75-150mm 1:4 等で同じような焦点距離のレンズをご紹介しています。

 レンズフードが組み込まれていますが、短いので申し訳ていどであまり役には立ちそうもありません。ご紹介の写真ではRICOHのカメラに取り付けてありますが、実は一寸危険な事をやってしまったんです。リコーのカメラはペンタックスと同じKマウントなので互換性があるのでは、と、思われるでしょうが、この互換性が曲者なんですね。互換性と言えば以前ご紹介したデッケルマウントですが、本来互換性を目的としマウントだったのですが、この規格を採用した各社が自社のボディーに他社のレンズが付く事を嫌って識別爪をつけたので全く互換性が無い物になってしましたした。また、互換性のあるマントとしてはM42が有名ですが、このマウントも後期に電子接点をつけたり開放絞りの識別爪をつけたりして全く互換性が無くまりました。それ以前にも、M42のスクリューマウントやフランジバック等は統一されていたんですが、絞り込みピンの長さはそれほどキッチリと規定されていなかった様子で、数年前に古いドイツのM42マウントのレンズをペンタックスのSVに取り付けたところ、ボディー内部のフレアーカッターとレンズの絞り込みピンが干渉してしまい、レンズがボディーから外れなくなってしまったことがあります。

 広角側にズームすると長さが伸びてしまいますね。一寸他の規格の話に脱線してしまいましたが、この本来互換性のあるボディーとレンズの組み合わせがなぜ危険なのかと言うと、リコーとペンタックスでは、M42同様に絞りピンとボディー内部の部品が干渉して外れなくなってしまう組み合わせがあるんです。うろ覚えで書いてもいけないと思いネットでこの件を検索をしてみたのですが、結構有名な話だと思いましたが結局元の情報が見つかりませんでした。確かリコーの標準レンズとペンタックスのボディーだと記憶していたのですが。

 広角端最近接でレンズが一番長くなる状態です。最近はほとんど見なくなった直進式ズームですが、これはこれで結構使い勝手が良いと思います。

smc PENTAX-M ZOOM 1:4 75-150mm (1)

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 SONY α7に smc PENTAX-M ZOOM 1:4 75-150mm を取り付けて広角端開放で遠景から中景、近景を撮影した結果です。デジタルとの相性が良くないのか、レンズ自体の特性なのかわかりませんが、絵柄によっては周辺減光が目立ちます。また、大きく伸ばしてやると甘さも多少は感じますので、カメラの設定でシャープネスを強くするか後で画像処理ソフトで弄ってやる必要がありそうです。

smc PENTAX-M ZOOM 1:4 75-150mm (2)

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 SONY α7に smc PENTAX-M ZOOM 1:4 75-150mm を取り付けて広角端F8まで絞り込んで遠景から中景、近景を撮影した結果です。フィルム時代の古いズームレンズと言えども、確りと絞り込んで使ってやれば問題なく使えますね。

smc PENTAX-M ZOOM 1:4 75-150mm (3)

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 SONY α7に smc PENTAX-M ZOOM 1:4 75-150mm を取り付けて望遠端開放で遠景から中景、近景を撮影した結果です。広角端同様に望遠端でも条件によっては周辺減光が目立ちますね。後玉の位置も他の似たようなレンズとそれほど変わりませんし、これ以上は素人には確かめようがありません。フィルムでも同じ現象が起きているのか位なら確認することはできますが、今更フィルムでの撮影をするのも。
 最近持病の右上がり病が再発している様子です。撮影時には気合をいれて罫線との角度を確認しないと。 

smc PENTAX-M ZOOM 1:4 75-150mm (4)

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 SONY α7に smc PENTAX-M ZOOM 1:4 75-150mm を取り付けて望遠端F8まで絞り込んで遠景から中景、近景を撮影した結果です。広角同様に絞り込めば問題無くなりますね。開放F値がF4と無理のないレンズなのでできれば開放から周辺減光等はもう少し良いと使い易いのですが。当時の価格や他社の同等品との価格差等がわかれば、その分性能も割り引いて考える事も出来ますけれど、残念ながら今となっては情報がありません。現在の中古の市場価格を考えると案外コストパフォーマンスは良いのかも知れません。  

smc PENTAX-M ZOOM 1:4 75-150mm (5)

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 SONY α7に smc PENTAX-M ZOOM 1:4 75-150mm を取り付けて広角端開放で最近接を撮影した結果です。最短撮影距離は約1.2m弱ですのでこの焦点距離の単焦点レンズと比べると全く寄る事ができません。被写体によるのかもしれませんけれど、最近接まで寄ったことが原因なのか、周辺減光はあまり目立たなくなりましたね。解像感も満足出来る範囲ですし、多少甘いなあと感じる場合は一寸だけ調整をしてやれば良いと思います。


smc PENTAX-M ZOOM 1:4 75-150mm (6)

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 SONY α7に smc PENTAX-M ZOOM 1:4 75-150mm を取り付けて広角端F8まで絞り込んで最近接を撮影した結果です。広角端の近接はあまり問題無い様子ですね。ボケが汚く成らない事だけを気をつけていれば、あとは主題に集中出来そうです。 

smc PENTAX-M ZOOM 1:4 75-150mm (7)

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 SONY α7に smc PENTAX-M ZOOM 1:4 75-150mm を取り付けて望遠端開放で最近接を撮影した結果です。最短撮影距離の約1.2mはこのクラスならほぼ一般的な値でしょうか。よれればそれにこしたことはありませんが。二枚目の写真は一寸後ピンになってしまいました。ズームレンズで一番問題が出やすいのが望遠端開放ですね。このレンズもやはり甘く柔らかくなってしまいます。その分幸いなことにボケが汚くは成っていない様子です。

smc PENTAX-M ZOOM 1:4 75-150mm (8)

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 SONY α7に smc PENTAX-M ZOOM 1:4 75-150mm を取り付けて望遠端F8まで絞り込んで最近接を撮影した結果です。望遠端でも絞り込んでやれば全く問題ないですね。中望遠域の二倍スームとズーム比に無理もありませんし、開放F値もそこそこなので、望遠端開放の時だけ一寸気を使えば問題なく使えるレンズだと思います。値段的にも気軽に手に入れやすいので持っていて悪いレンズではないと思います。最後に絞りの形が分かるような作例をいれておきました。これに関しては見事な六角形なのでお世辞にも綺麗だとは言えません。 

α7の露出補正ダイヤル

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 α7系のボディーには右肩の所に露出補正ダイヤルがあります。パシャッと一枚撮影して背面の液晶で確認、問題があれば右手親指でこのダイヤルを回して再度撮影、殆どの場合この手順で撮影は終了します。非常に便利な機能ですし、位置も適切です。でも、非常に便利な物には時々全く逆の作用を起こすものがあります。このダイヤルもそんな物の一つですね。
 この回しやすいダイヤルなんですが、カメラ本体を持って撮影している時は良いのですが、カメラを出し入れする時にバックに擦れたり、肩や首に下げている時に体に触ったりして案外簡単に回ってしまいます。実は前回の smc PENTAX-M ZOOM 1:4 75-150mm のテスト撮影をしている時にもこれが起こってしまいました。テスト撮影の時はJpegなのでブラケットで撮影していますので、幸い何とかぎりぎり使えるものがありましたので再度撮影はしなくて済みましたが。
 ブラケットで撮影している安心感と0、-0.7EV、+0.7EVで撮影しているので最終的に見える画像が多少露出が過剰気味なので、ダイヤルが回っていても気付かない事が多いんです。EVFの場合OVFと違って露出補正はファインダーの画像に反映されるんですが、なんか今日は一寸明るいなあ位で気が付かない事が多いですね。では回りにくいように固くするとか、ロックを付ければ良いかと言うと、それでは使い勝手が悪く成ってしまいます。
 そんな訳で最近はJpegでのテスト撮影の時は一寸格好は良くないのですが、パーマセルで固定しておく事にしています。

XR RIKENON 1:2 50mm S RICOH

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 今日掲載のレンズは XR RIKENON 1:2 50mm S RICOH です。一見何の変哲も無いレンズの様に見えますが、実はこのレンズ、和製ズミクロンと呼ばれている銘レンズなんです。本家のズミクロンはもちろん評判の良いレンズなんですが、残念ながら当方の予算内に入るレンズではないのでテストしたことはありません。ですのでどの位凄いレンズなのかは分かりませんけれど、なんて思っていたんですが、以前ご紹介した MNOLTA M-ROKKOR 40mm 1:2 は本家ではSUMMICRON-Cと呼ばれているので使った事はあったんですね。そのうちフルサイズでテストしてみないと。

 リコーのボディーにリコーのレンズなので取り付け、取り外しには問題はありません。

 この系統のレンズですが、初代から数えると三種類(人によっては四種類あると)あります。丁度二番目のレンズで、エンジニアリングプラスチックを使って初代より軽くなりました。また、最短撮影距離も45cmから60cmに変更されています。初代の廉価版と言った意味合いが強いレンズですね。
 だと、ずーっと思っていたんですが、初代、二代目がL、三代目が今回ご紹介するS、そして最後がPと変わって行ったとの事です。世の中にはこだわって調べている人はいるものですね。で、どうもこのSは三代目で一番手に入れにくいんだそうです。たまたま手に入ってしまったんですが、ラッキーと言う事になります。また、四種類とも全く同じ(最短撮影距離や構造、素材以外は)と言う人もいますし、レンズ構成は同じ様子ですが製造元等が変わったりしていて四種類が全く同じでは無いと言う人もいます。前期二種類が富岡、後期二種類が日東らしいので何れもそれなりの性能だと思えます。このレンズはあだ名が付く位なのでネット上には沢山情報がありますが、その真偽を含めて読み解く人の能力も必要とされますね。

 古レンズは拘りだすと底が無いですが、このレンズのお値段なら四種類全部集めてもそれほど懐が痛む事は無さそうです。

XR RIKENON 1:2 50mm S RICOH (1)

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 SONY α7に XR RIKENON 1:2 50mm S RICOH を取り付けて開放で遠景から中景、近景を撮影した結果です。本家のズミクロンは分かりませんが、このレンズは開放から良く写ります。ただし、条件によっては周辺減光が気になりますね。デジタルのフルサイズには本当は専用のレンズの方が良いと思います。フィルムと撮像素子では画像を形成する原理がまるで違いますので。特に標準から広角に向かうにしたがって相性が悪くなります。ですから、周辺がトリミングされてしまうAPS-Cで使う方が良い結果が出るとと思います。また、四枚目の写真では口径蝕が目立ちますが、中心部でも気になるのでAPS-Cでトリミングしても気になりそうです。

 このレンズですが和製ズミクロンと言ってみましたが、そう呼んで良いのは初代だけ、と言う人もいます。そう言う人にとってはただの古レンズです。

XR RIKENON 1:2 50mm S RICOH (2)

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 SONY α7に XR RIKENON 1:2 50mm S RICOH を取り付けてF4まで絞り込んで遠景から中景、近景を撮影した結果です。開放でもあまり問題は感じなかったので、二段も絞れば全く問題ありませんね。周辺減光は僅かに残っている様子ですが。絞りの形が見事な正六角形なので点光源のボケは期待できません。


XR RIKENON 1:2 50mm S RICOH (3)

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 SONY α7に XR RIKENON 1:2 50mm S RICOH を取り付けてF8まで絞り込んで遠景から中景、近景を撮影した結果です。ここまで絞ればボケの形も周辺減光も気にならなくなり安心して使えますね。 

XR RIKENON 1:2 50mm S RICOH (4)

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 SONY α7に XR RIKENON 1:2 50mm S RICOH を取り付けて開放で最近接を撮影した結果です。最短撮影距離が約60Cmと初代より小型軽量にするために犠牲になっています。重さは、このレンズが150g、初代が218g(いずれもリアキャップだけを付けた状態で計測)、全長はマウント面からレンズ先端までが36mm、初代が40mmです。
 最近接開放での描写でも特に大きな破綻はないですね。周辺減光もレンズを繰り出してやった分殆ど目立たなくなりました。この位の焦点距離だとどうしてもボケが五月蠅くなりがちですが、このレンズが特に酷いと言う訳ではありません。背景に気を使いながら撮影すれば、焦点面の歯切れの良さを楽しめると思います。

 その後のこのレンズに付いて調べていると、どうも初代の前にM42マウントのレンズがあった様子です。その後初代KマウントのXR、小型軽量化したXR-L、で、なぜかXR-Sになったこのレンズ、更に小型軽量化した無印、その後無印と同じ形のPと全部で六種類があるとの事です。製造メーカーは変わっている様子ですが、光学系は同じらしいです。でも光学系が同じでも鏡筒は変更されていますのでそれぞれで微妙に写りは違います。そんな訳で一般的な意味で言えば一番性能が良い物が初代と言う事になるとの事です。

XR RIKENON 1:2 50mm S RICOH (5)

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 SONY α7に XR RIKENON 1:2 50mm S RICOH を取り付けてF4まで絞り込んで最近接を撮影した結果です。点光源のボケが正六角形になってしまうので注意しながら絞り値を決めないと背景が五月蠅く成ったり汚くなったりします。一眼レフではボケの確認をする時には実際に撮影する状態まで絞り込むのでファインダー像が暗くなってしまいます。しかし、ミラーレスで使用する時は絞り込んだ状態でも明るい画像で確認が出来るので、古レンズの場合は特に使い勝手が良いですね。

XR RIKENON 1:2 50mm S RICOH (6)

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 SONY α7に XR RIKENON 1:2 50mm S RICOH を取り付けてF8まで絞り込んで最近接を撮影した結果です。特に問題は無さそうですね。銘レンズと言われるので当然かも知れませんが。一般的な注意さえ守って、後は被写体に集中していれば上質の写真が撮れると思います。そういう事が銘レンズと言われる所以なんでしょうけれど、優等生なレンズは一寸面白味にはかけると思います。

ELMARIT 1:2.8/135 LEITZ CANADA

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 今日掲載のレンズは ELMARIT 1:2.8/135 LEITZ CANADA です。いままでライカのレンズは LEITZ WETZLAR ELMARIT-R 1:2.8/90LEITZ WETZLAR ELMAR-C 1:4/90 LEITZ MACRO ELMARITE-R 1:2.8/60LEITZ ELMARITE-R 1:2.8/180 、LEICA APO-MACRO ELMARITE-R 1:2.8/100 等をご紹介していますが、いずれも本家のドイツ製の物です。ライカと呼べるのはドイツ製の物だけでカナダライツ製はライカじゃない、とか言う純血主義の人もいますがどうなんでしょうか。古き良き時代の話ですかね。確かポルトガルで作っていた時期もあったと思ったのですが。ボディーはミノルタ製やらミノルタの一眼レフを改変したものもあったと思いました。今ではパナソニック製のボディーやレンズもあります。

 このレンズは本来はレンズ単体の物で写真の様にZOOP 16462と言うタイプのヘリコイドに取り付けてつかいます。このレンズを手に入れた時にはすでに改造が施されていて、本来はボディー側はビゾフレックス用のマウントになっているんだと思いますが、マミヤのM645マウントに改変されていました。そのおかげで手持ちのM645→NFマウントアダプターでニコンにも装着できますし、手作りしたαAマウント用のアダプターでα99にも装着できます。また、NF→EやαA→EマウントアダプターでソニーのEマウントのカメラにまでも装着できてしまいます。ちなみにこの状態で一寸だけオーバーインフでした。

 組み込み式のフードが付いていて二段に伸びます。

 更に最近接まで伸ばしてやるとこんな状態です。このままで約1.5m位まで寄れるのですが、当時としては普通だと思いますが現代のレンズと比べてしまうともう少し寄れると良いと思います。必要であれば接写リングを一枚かませば良いのですが、デジタル時代になってからはフィルムの時代よりもはるかに埃の影響が大きいので、外ではあまりレンズの付外しはしたくありませんし、横着な私にはリングを持ち歩くのも面倒です。

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