今日掲載のレンズ、α7に取り付けられているのは RE TOPCOR N 1:2.8 f=135mm です。先々週ご紹介した TOKYO KOGAKU RE AUTO TOPCOR 1:3.5 f=135mm の後に発売された一寸だけ開放F値が明るいレンズです。誇らしげな赤いNの文字は何か改良が施されている証だと思うのですが、それが何なのかは分かりません。RE TOPCORはエキザクタマウントと言う様々な企業が参加するM42の様な一種の共通マウントなんですが、共通マウントでよくある自社独自の機能拡張が有って結局完全互換では無くなっている様子です。以前自作のアダプターを作ろうとした時にもレンズが入らなくて、アダプターの素材の方をレンズに合わせて削った記憶があります。
レンズの外観も大分変ってしまってこの時代の一般的なレンズに似て来てしまったのであまり特徴等もありません。UV TOPCORや先々週ご紹介したレンズは良い悪いは別として個性がありましたね。
ご覧の様に一応フードは組み込まれているのですが申し訳程度で実用的ではありません。今回のテストはこの組み込み式のフードで行いましたが、実用的には外付のフードを使用した方が良いと思います。