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MAMIYA-SEKOR F.C. 1:3.5 f=100mm

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  今日掲載のレンズは MAMIYA-SEKOR F.C. 1:3.5 f=100mm です。MAMIYA Prismat と言うマミヤが一眼レフの初期の頃作っていたレンズシャッター型一眼レフ用のレンズです。ほかにも38mmや48mmのレンズがあった様子ですが、このレンズも含めてあまり見かけた事は無いですね。

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 久しぶりに騙されちゃった系のレンズで、マウント部分のネジが一本無いだけで問題は無い、という事で購入したんですが、絞り羽を絞り込むバネが伸びきっていて動作しません。手持ちの適当な物に交換してみましたが結局うまくいきませんでした。ちゃんと動作をしていたとしてもアダプターを作るのも大変なので、たぶん適当な改造になったと思います。たまたまKonica ARのレンズ側マウントがあったので仮付して様子をみたら丁度よさそうなので、このマウントに改造しました。絞りの操作は出来ないので開放専用のレンズに成っています。


MAMIYA-SEKOR F.C. 1:3.5 f=100mm (1)

 α7に MAMIYA-SEKOR F.C. 1:3.5 f=100mm を取り付けて開放で遠景から中景、近景を撮影した結果です。光のまわり方等条件はあまりよくないのですが、いつもの樹の立体感は良い感じです。開放でも解像感も高くコントラストも高めだと思います。実用上あまり問題にはならないと思いますが、ハイライトにフリンジと言うか収差と言うのか微妙な色付があるのが一寸残念ですね。

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MAMIYA-SEKOR F.C. 1:3.5 f=100mm (2)

 α7に MAMIYA-SEKOR F.C. 1:3.5 f=100mm を取り付けて開放で最近接を撮影した結果です。最短撮影距離は2mとこの焦点距離にしては結構な長さですね。一般的にレンズシャッター型一眼レフ用のレンズは最短撮影距離が長めです。このタイプのレンズを持ち出すときには接写リングは必携品になります。描写に関しては開放でも十分な解像感があり、良い感じの立体感もあります。ボケの感じも嫌味がないので気に入っています。完動品の状態の良いものを探したり、確りしたアダプターを作りたくなるテスト結果になりましたが、そこはぐっと抑えないと。

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TAMRON SP 60mm F/2 MACRO 1.1 Di Ⅱ

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  今日掲載のレンズは TAMRON SP 60mm F/2 MACRO 1.1 Di Ⅱ です。普通のDiがフルサイズ一眼レフにまで対応、Di ⅡはAPS-Cの一眼レフ専用と言う意味があります。ちなみに最近はDi Ⅲと言うタイプも在ってミラーレスに対応しています。

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 αAマウントのAPS-Cボディーは持っていないので、α6000に手持ちのLA-EA3(LA-EA1でもOK、もちろん更に高機能なLA-EA2、4ならもっと良い。)を介して装着しています。モーター内臓のレンズなのでLA-EA3でもオートフォーカスで使えるのではないかと淡い期待をしています。オートフォーカスのスピードには期待はしていませんが。結果は後程。

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 最初の写真で分かるように一般のレンズと同じように前玉がレンズ先端ぎりぎりまできているのでフードは必要ですね。最近のインナーフォーカスタイプのマクロレンズは皆こういうタイプだと思います。

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 多少仕様が違いますが無限遠の状態でニコンの同クラスの古いレンズ Ai Micro-NIKKOR 55mm 1:3.5 と比較してみました。

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 今度は最近接での比較です。タムロンは等倍、ニコンは1:2倍です。インナーフォーカスのタムロンの方は全長が変わらないと言う特徴はあるのですが、一般撮影の領域でもある程度の長さがあると言う事ですね。

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 開放F値の違いや倍率の違いもありますが、前玉を比較すると位置も大きさも可なり違いますね。

 今までは比較的明るいところで古い実絞りで使うレンズを使っていましたが、最近薄暗い状態でストロボを使って撮影することが増えてきました。こういう条件では絞り込んで使いたい場合は実絞りのレンズではOVF、EVFを問わずピント合わせが難しくなります。そういった訳で、オートフォーカスは兎も角、自動絞りで使える開放F値の明るいレンズで開放でピント合わせが出来るという言う条件で、この組み合わせを選んでみました。

TAMRON SP 60mm F/2 MACRO 1.1 Di Ⅱ (1)

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 先ずはαAマウントに取り付けて動作の確認をと言う事ですが、APS-CのαAマウント機は持っていないので、上の写真の様にα99に TAMRON SP 60mm F/2 MACRO 1.1 Di Ⅱ を取り付けて少し撮影してみた結果です。EVFのα99はAPS-Cにクロップしてもファインダー内の画像が小さくならなずに同じ大きさで見えるのが良いですね。これがニコン等OVFの場合はAPS-Cにクロップすると通常の見え方から丁度APS-Cからはみ出す部分が一寸暗くなるようにマスクされるだけで同じ大きさには拡大されませんので結構不便です。APS-Cで少し撮影をしたんですが特に問題もなさそうですので折角ですのでクロップを解除してどの程度の蹴られが生じるかのテストをしてみました。

 

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 遠景から中景程度でしょうか、開放では結構な蹴られが出ます。ただし条件によってはAPS-Cまで面積を減らさなくても使えそうですね。

 

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 今度はF8まで絞り込んでみました。蹴られは大分改善されますが完全には取りきれずに残ってしまいます。

 

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 全群繰り出し式の古いタイプのマクロレンズでは、繰り出してやればイメージサークルが大きくなります。今でいうフルサイズ用のレンズ、古い言い方では135タイプ用のレンズでしょうか、一般的な一眼レフタイプ用のマクロレンズを645サイズのカメラで使う人もいたくらいです。インナーフォーカスタイプのレンズでも近接からマクロになるとイメージサークルが大きくなる様子で最近接1:1の撮影ではフルサイズで開放で使っても殆ど蹴られませんでした。

 

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 資料撮影に使う積りは無いので正確なデータを取った訳ではありませんが、この位まで倍率を下げても開放でも問題は無さそうですね。

 

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 流石にここまで倍率を下げると開放では蹴られの影響が少しは出てきますが、絞り込んでやればまだまだ使えそうです。構図等を考えて使ってやればマクロ域ならフルサイズでも結構使えそうなレンズですね。

TAMRON SP 60mm F/2 MACRO 1.1 Di Ⅱ (2)

 α6000に TAMRON SP 60mm F/2 MACRO 1.1 Di Ⅱ を取り付けて点光源のボケを確認してみました。一枚目がF4、二枚目がF8です。絞り羽が七枚なので結構確りと形が出てしまいますね。APS-Cのα6000に取り付けるとフルサイズ換算で90mm開放F値2.8相当に成ります。丁度伝説のポートレートマクロ TAMRON SP TELE MACRO 1:2.5 90mm 1:2.5 52B と同じですね。ただし絞り羽の枚数から言うと52Bが八枚、TAMRON SP MACRO 90mm 1:2.5 52BB 以降272EやVCは九枚の絞り羽に改善されていますので点光源のボケは90mm系のレンズの方が綺麗だと思いますが、今後確認が必要ですね。

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パソコンのトラブル 続編その2

 ハードディスクの交換を行ってからすぐに一度だけフリーズを起こした後は順調に四日ほど動いていたんですが、五日目の夜にフリーズの嵐に見舞われました。そこでキーボードやマウスを交換してみてたんですが相変わらずのフーリーズで、症状は改善しません。ハードディスクがトラブルの原因だと考え他のですが、どうもフリーズやハードディスクのクラッシュを引き起こす何か別の原因がある様子です。

 フリーズの後の再起動時に表示される「Windows は予期しないシャットダウンから回復しました」と言うメッセージを頼りに再度対策に乗り出しました。ちなみに同時に表示される「問題の解決策をオンラインで確認できます。」は反応無で全く役に立ちません。

 ここはgoogle先生に頼って上記のメッセージで検索をかけると、同様の症状が出ている人も多い様子で色々と対策が見つかりました。「Kernel-Power 41病」訳してkp41といわれるwindows7固有のエラーなんだそうです。原因は色々とあって対策も色々ですが、取りあえずは電源関係の設定を見直して様子を見る事にしました。これでダメなら、メモリーの接点を掃除してみたり、後は電源ユニットの交換とか、調子の悪いカードインターフェースを切り離すとか、等の対策でしょうか。

 さて、何時になったら安定してパソコンを使えるようになるのやら。

TAMRON SP 60mm F/2 MACRO 1.1 Di Ⅱ (3)

 α6000に TAMRON SP 60mm F/2 MACRO 1.1 Di Ⅱ を取り付けて開放で遠景から中景、近景を撮影した結果です。条件によっては四枚目、五枚目の様に周辺部分に色収差が目立ちますね。人によっては使えなと判断するかもしれないレベルです。解像感はそれなりにあります。
 オートフォーカスについては全く使えません。ピントを合わせる時に一気に最近接まで動いてそこから先は全く動きません。正式に対応しているレンズではないので仕方がないですが、ゆっくりした動作でもなんとかオートフォーカスが動くのではないかときたいしていたので残念です。また、マニュアルでのフォーカスですが、元々マクロ用に設計されているので、この辺の距離の領域だとピントリングが敏感すぎてしまいます。しかも、フォーカスリングに可也の遊びがある様子でこの辺の距離の領域だと両者の影響でマニュアルフォーカスでは非常にピント合わせがやり難いレンズです。

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TAMRON SP 60mm F/2 MACRO 1.1 Di Ⅱ (4)

 α6000に TAMRON SP 60mm F/2 MACRO 1.1 Di Ⅱ を取り付けてF8まで絞り込んで遠景から中景、近景を撮影した結果です。 絞り込んでやっても周辺部の色収差は収まらないですね。このレンズ全体の特徴なのか、それとも外れ玉に当たってしまったのか。最近のマクロレンズは無限遠から問題なく使えるレンズが多いのですが、このレンズはまあ使えますよ、程度でしかない様子です。

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TAMRON SP 60mm F/2 MACRO 1.1 Di Ⅱ (5)

 α6000に TAMRON SP 60mm F/2 MACRO 1.1 Di Ⅱ を取り付けて開放でマクロ域での撮影をした結果です。APS-Cでマクロの最近接最、特に開放F値が2と明るいレンズなので手持ちで安定した撮影が出来なかったのでマクロ域での作例になりました。通常焦点域での撮影はあまり好ましい結果ではありませんでしたが、マクロ域では被写界深度が極端に浅いことを除けば開放でも非常に良い結果になりました。ボケの崩れ方も嫌味がありませんし、焦点面の解像感も確りしています。

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TAMRON SP 60mm F/2 MACRO 1.1 Di Ⅱ (6)

 α6000に TAMRON SP 60mm F/2 MACRO 1.1 Di Ⅱ を取り付けてF8まで絞り込んでマクロ域で撮影をした結果です。開放でも描写に関してはほとんど不安がなかったので安心して絞り込めますね。被写体と背景の状態を見ながら丁度良い絞りを決めれば良い使い易いレンズだと思います。フルサイズのタム9に相当するAPS-C用レンズですので機会があったらポートレートでの作例も作ってみたいと思います。
 レンズに対する不満ではないのですが今回使用した機材に一寸不満があります。α6000ではISOオートで撮影する時の限界SS設定が出来ません。ですので、残念ながらカメラが自動で決める限界SSでしか使えません。一般的な撮影では問題はほとんど問題は無いのでしょうが、マクロ域での撮影ではカメラが決めた限界SSよりも早いSSに設定出来れば手振れ等を防ぐことが出来ます。もし百歩譲ってカメラが自動で決めるのなら被写体までの距離も考えて設定が変わってくれたら最高なんですが。

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Carl Zeiss Jena Biometar 2.8/80

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 今日掲載のレンズは Carl Zeiss Jena Biometar 2.8/80 です。ペンタコンオートと呼ばれている6x6版カメラ用のレンズですね。このマウントを搭載した最初のカメラがプラクチシックス、順次改良がされて行きますが大きな名前の変化として、次がペンタコンオート、そしてエキザクタ66が最終型になります。ロシアのキエフの中にもこのマウントを持った物やそれ用のレンズがあります。
 レンズの方ですが、ビオメターもしくはビオメタールと言う人もいますね。レンズの構成としてビオメター型若しくはクセノター(クセノタールと発音する人もいます。)と呼ばれる形式です。東ドイツCarl Zeiss Jena製のレンズですが、カメラも含めてそれなりに有名なシステムやレンズですのでネットで検索してやると色々と情報が出てきます。この80mmに関しては外見だけでいえば私の知る限り、ノンコートの物が三種類、MCの物が一種類、エキザクタ66用の物が一種類あります。Carl Zeiss Jena だったり、Carl Zeiss Jena DDR、aus JENA等表記の違いも色々とある様子です。エキザクタ66用の物もBiometar表記の物とXENOTAR表記の物がある様子です。またXENOTAR表記の物はXENOTAR Eと表記されるものはビオメターとレンズ構成が同じもので、XENOTAR MFと表記されるものはSchneider独自のレンズ構成だそうでこのビオメターとは微妙に異なる様子です。

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 私の好きなニコンのMicro 55/3.5もこのビオメター型なんだそうです。ちなみに後継機種の2.8はビオメター型ではないとのこ事で、敢えて解像度が高い旧タイプの3.5を選ぶ人もいるそうです。Micro 55/3.5も今まで正式にご紹介したことがなかったのでそのうちご紹介しようと考えています。

Carl Zeiss Jena Biometar 2.8/80 (1)

 α7に Carl Zeiss Jena Biometar 2.8/80 を取り付けて開放で遠景から中景、近景を撮影した結果です。いつもの立体感を確認する樹の写真は良い感じに写っています。開放での解像感もありボケも嫌味がないのが良いとおもいます。流石に開放ではハイライトに色収差がでていますが、この程度なら仕方が無いとと思います。このレンズの時代的にはカラーを意識して設計されていないからでしょうか、ホワイトバランスをオートに設定して撮影しても一寸なんか変な色になってしまう事があります。

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Carl Zeiss Jena Biometar 2.8/80 (2)

 α7に Carl Zeiss Jena Biometar 2.8/80 を取り付けてF8まで絞り込んで遠景から中景、近景を撮影した結果です。絞り込んでやると更にすっきりして良い感じになりますね。カラーバランスもなぜか安定してきます。このレンズを手に入れたのは CF Carl Zeies Planar 2.8/80 T* の絞り羽が五枚で絞り込んだ時の形が見事な五角形に成ってしまうので、同じ焦点距離のCarl Zeissのレンズで絞り羽の多い物が欲くなったからなんです。ちなみにこのレンズは八枚の絞り羽をもっています。絞り羽は多いのですが、残念ながら真円にはならずに八角形の形が結構確りと残っています。Planar 2.8/80の絞り羽の写真は撮って無いのですが、同じ形になる HASSELBLAD CF Carl Zeiss Makro-Planar 4/120 T* を参考にしてください。本来ならMCの方が良かったのかも知れませんが御縁があってMC無しのこのレンズが現在手元にあります。たぶんそのうちMCも手に入れて仕舞うんだとだと思いますけれど。
 折角絞りの形が違うレンズを手に入れたのに点光源のボケの作例が無いのは失敗でした。そのうち東西ドイツの2.8/80ボケ対決をやってみたいと思っています。

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Carl Zeiss Jena Biometar 2.8/80 (3)

 α7に Carl Zeiss Jena Biometar 2.8/80 を取り付けて開放で最近接を撮影した結果です。この時代のレンズとしては仕方が無いのでしょうが、最短撮影距離が1m弱と一寸物足りないですね。出来たら80cm以下位だと使い易いのですが。開放での解像感は問題無いと思いますが、状況によってはハイライトの周りに一寸色が付いてしまいます。また、僅かですが二線ボケの傾向も見られますので背景に細長い物がある場合は気を使ってあげたほうが良い結果に成ると思います。

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Carl Zeiss Jena Biometar 2.8/80 (4)

 α7に Carl Zeiss Jena Biometar 2.8/80 を取り付けてF8まで絞り込んで最近接を撮影した結果です。絞り込めばボケも素直になりますのでファインダーを見ながら調整してボケの綺麗な絞り値を選ぶと良いと思います。OVFだと絞り込むとファインダーは暗くなってしまいますが、EVFだと暗くならないので弱ってきた目には優しいファインダーだと思います。ただし、このレンズは絞ってやってもどうも逆光耐性は向上しない様子なので油断すると作例5の様に成ってしまいます。フルレンズの場合はこういう状況を避けるのではなく積極的に生かしてやるのもレンズの味の一つの生かし方だと思います。 

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MC BIOMETAR 2.8/120 CARL ZEISS JENA DDR

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 今日掲載の赤いMCのマークが格好良いレンズは MC BIOMETAR 2.8/120 CARL ZEISS JENA DDR です。前回 Carl Zeiss Jena Biometar 2.8/80 をご紹介しましたが、このレンズも同様にペンタコンシックス仕様のレンズです。御縁があってMCの80mmよりも先にMCの120mmが手に入ってしまいました。120mmも80mmと同様に微妙に仕様が異なったバージョンが色々と存在する様子です。

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 120mmの形状は80mmのレンズの後半部分を長くしただけの様に見えます。先端から絞りリングの部分だけを見せられたらどちらのレンズか区別がつけられないと思えるくらいに似ています。

MC BIOMETAR 2.8/120 CARL ZEISS JENA DDR (1)

 α7に MC BIOMETAR 2.8/120 CARL ZEISS JENA DDR を取り付けて開放で遠景から中景、近景を撮影した結果です。何時もの立体感をチェックする樹も天候が良くなかったにも関わらずかなり良い感じに写っています。古レンズの開放なので解像感はそれほどありませんが柔らかい描写が良い感じですね。二番目の作例の様にマルチコートになっても逆光に強くなった感じはあまりありません。

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MC BIOMETAR 2.8/120 CARL ZEISS JENA DDR (2)

 α7 MC BIOMETAR 2.8/120 CARL ZEISS JENA DDR を取り付けてF8まで絞り込んで遠景から中景、近景を撮影した結果です。絞り込んでやれば安心して使えるレンズですが、二枚目の様に絞り込んでも逆光には弱そうですね。今回はいつも使っている 便利物 でご紹介したHOYAのフードを使いましたが、実戦投入する時にはもっと深いフードを準備した方がよさそうです。

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MC BIOMETAR 2.8/120 CARL ZEISS JENA DDR (3)

 α7に MC BIOMETAR 2.8/120 CARL ZEISS JENA DDR を取り付けて開放で最近接を撮影した結果です。最短撮影距離は1.3m弱とこのレンズの時代的には一般的な値だと思いますが実用的にはもう少し寄れると良いなあと感じます。解像感は開放では多少柔らかい甘い感じですが前後のボケの崩れ方も素直で全体には良い感じで扱いやすいと思います。四枚目の様に二線ボケに気を使わないといけないのは多かれ少なかれどんなレンズでも同じですね。

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