今日掲載のレンズは TAMRON SP 60mm F/2 MACRO 1.1 Di Ⅱ です。普通のDiがフルサイズ一眼レフにまで対応、Di ⅡはAPS-Cの一眼レフ専用と言う意味があります。ちなみに最近はDi Ⅲと言うタイプも在ってミラーレスに対応しています。
αAマウントのAPS-Cボディーは持っていないので、α6000に手持ちのLA-EA3(LA-EA1でもOK、もちろん更に高機能なLA-EA2、4ならもっと良い。)を介して装着しています。モーター内臓のレンズなのでLA-EA3でもオートフォーカスで使えるのではないかと淡い期待をしています。オートフォーカスのスピードには期待はしていませんが。結果は後程。
最初の写真で分かるように一般のレンズと同じように前玉がレンズ先端ぎりぎりまできているのでフードは必要ですね。最近のインナーフォーカスタイプのマクロレンズは皆こういうタイプだと思います。
多少仕様が違いますが無限遠の状態でニコンの同クラスの古いレンズ Ai Micro-NIKKOR 55mm 1:3.5 と比較してみました。
今度は最近接での比較です。タムロンは等倍、ニコンは1:2倍です。インナーフォーカスのタムロンの方は全長が変わらないと言う特徴はあるのですが、一般撮影の領域でもある程度の長さがあると言う事ですね。
開放F値の違いや倍率の違いもありますが、前玉を比較すると位置も大きさも可なり違いますね。
今までは比較的明るいところで古い実絞りで使うレンズを使っていましたが、最近薄暗い状態でストロボを使って撮影することが増えてきました。こういう条件では絞り込んで使いたい場合は実絞りのレンズではOVF、EVFを問わずピント合わせが難しくなります。そういった訳で、オートフォーカスは兎も角、自動絞りで使える開放F値の明るいレンズで開放でピント合わせが出来るという言う条件で、この組み合わせを選んでみました。